おこしもの☆
2013.02.20
皆さま、「おこしもの」ってご存知ですか??(^v^)
「おこしもの」
「おこしもの」は、ひな祭りにお供えするお菓子。
米粉に熱湯を入れて練り、木型に詰めて抜き出したものを蒸した
お餅のような食べ物です☆
“木型から起こす”ことから「おこしもの」という名がついたそう。
愛知の実家では、毎年この時期に作っています(*^^)v
おこしものの形は鯛、お雛様、鶏、筍、梅、宝船、等々。
おめでたいものばかりです(^^)
表面のピンクや黄色は、食紅で色を付けた米粉を
木型に入れる時に部分的に配置して付けています。
一つ一つ手作り。よーく見ると、色の配置が少しずつ違います。
供えた後は、焼いて砂糖や醤油などを付けて頂きます(^^)v
昔から伝わる素朴な味です。
実家では子どものころから毎年「おこしもの」を作っていたので
「どの地域にもあるのかなー!?」と思っていたのですが、
どうやら愛知の郷土菓子のようでした^^;
「おこしもの」の話題を耳にすると、“春の訪れ”を感じます♪