ご挨拶・後編「5年間ありがとうございました。」
2015.03.31
今日、金沢では桜の開花が発表されました。
本格的な春の訪れがやってきましたね
移りゆく季節を感じながら、私も今日、石川テレビを卒業します。
大学を卒業して1人、東京から石川にやってきて5年。
最初は右も左も分からないひよっこの私でしたが…
会社の人たち、仕事で出会った方々、取材先で知り合った方々、お稽古の先生方、視聴者の皆様…
たくさんの方々との出会いを通して色々なことを教えていただき、
何とかこれまで歩んでくることができました。
入社1年目、自己紹介で歌うことから始まったリフレッシュ。
稲垣さん、えりさんという、大きな大きな温かい支えの中、
アナウンサーとしての経験をつむことができたこと、本当に幸せに思います
春・夏・秋・冬、加賀地方や能登地方のすみずみまで行って、
福井、富山、ときには大阪や京都、台湾まで…いろいろな場所でのリポート。
すてきな方々に出会うことができ、美味しいものもいっぱい食べました!
「お待ち父さん」コーナーで子どもたちと一緒にお弁当をつくってお父さんに届けたり、
雪山で一日カマクラを作り続けたり、お姫様の格好をしたり、ゴルフをしたり、馬に乗ったり、陶芸をしたり、そばを打ったり、滑り台を延々とすべり続けたり…
思い出していくとキリがないですね…
笑ったり、泣いたり、驚いたり、いろんなことがあったなぁ…。
そして、家族のようなリフレッシュメンバーに出会えて、本当によかったです。
この3人は毎週、兄妹みたいでした
稲垣さんのすてきな計らいにより…
最後も歌って、リフレッシュを卒業することができましたよ
メッセージを下さったみなさん、とても嬉しかったです。
全部読ませていただきました
そして、同じ日に2年間お世話になったスーパーニュースも卒業しました。
わかりやすい、正確なニュースを誠実にお伝えする。
報道部での現場は、リフレッシュの雰囲気とはまた違い、毎度引き締まる思いでした。
夕方のニュースに6000回以上出演してきた伊藤アナウンサーの横で勉強できたこと、
とても大きな経験になりました。
…正直、ずっとこのまま石川に…と何度も悩みました。
でもやっぱり自分のやりたいことを実現させるため、
この5年間の経験を胸に、
この春からは東京で、また1からはじめる覚悟です。
これでお別れではありません
これまでお世話になってきた方々へ恩返しができるよう、
精一杯駆け抜けてまいりたいと思います。
どうか今後も温かく見守っていただけましたら、幸いです。
5年間、いままで本当にありがとうございました。
皆様ひとりひとりの幸せを願って…
石川テレビアナウンサー・柴崎美穂