いろんなモノの数え方
ちょうど今、“寒の入り”から“大寒”まで、冬の寒さの厳しい期間「寒中」です。
今度の日曜日は“大寒”ですので、寒さの本番はこれからです。
そこで、こんな言葉があります。
「雪中四友(せっちゅうのしゆう)」…冬に咲く花四種
・水仙、山茶花(さざんか)、蠟梅(ろうばい)、梅の4種類です。
寒さの中で咲く花ということで、力強いですね。
暖かい春はまだ遠いですが、華やかな春はもうすぐスタートで、ちょっと楽しみです。
ちなみに、2月下旬頃まであと1カ月ほどは、雪の降る日が多くなります。
そこでクイズです!
Q.舞うように降る雪の数え方は?
A:ひとふり B:ひとふわ C:ひとひら
正解はC:ひとひら
片(ひら)
…雪・花びら・紙吹雪などの、薄く平らで、宙に舞うほどの小さいものを数えます。
※小学館「終え方の辞典」(飯田朝子著)より
雪が舞い落ちる速度は1秒間に約1メートル。
ちょうど、桜の花びらが舞い落ちる速度でもあるそう。
なので、桜が散る様子を「花吹雪」「桜吹雪」と雪に例えるんですね。
ちなみに…
「雨」…「一滴(ひとしずく)」
「霰(あられ)、雹(ひょう)」…「一粒(ひとつぶ)」
「風」…「一陣(いちじん)」
「虹」…「一橋(いっきょう)」
ものの数え方っておもしろいですね~