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凸リポ

8月のN-18 凸

8月のN-18 凸は、TOTALFATとのPMC見学の模様を中心にお届けしました。
  
PMCとは金沢工業大学のライブラリーセンターの中にある「ミュージックライブラリー」です。国内外のポピュラーミュージックに関する資料を収集していて、特にレコード盤は23万枚以上を収蔵!更に、その場で音楽を楽しめる設備も充実している!!そしてなんと一般にも開放している!!!という音楽好きには堪らない空間です。
 
TOTALFATとレコード盤・・というとなかなかイメージが結びつかないですが(実際、メンバーもレコードでは無くCD・ダウンロード世代とのこと)、初っ端から「Shunさんがレゲエで大学の卒論を書いていた!」という事が判明したり、これまでCDで聴いてきた音とレコードの違いを感じたり、CDのサイズでは分からなかった「ジャケットの詳細」がレコードサイズになって判明したり(モトリー・クルーの「華麗なる激情」のジャケットに映っているのがヴィンス・ニールだった!)。TOTALFATだからこそ!のお話が沢山聴けました。

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その中で印象深かったのが、Joseさんがおっしゃった「レコーディングの時に僕達は『良い音』で録りたいと思って色々と考えるけれど、こうしてレコードの音(音を精密に整えたりするデジタルな加工が無い音)を聴くと『良い音って何だろう』と思う」という事でした。
実はこの「良い音って何?」については今後番組で取り組んで行きたいと思っていたので、そのきっかけの言葉を頂けた!と思いました。このテーマはこれから追いかけていきたいと思っています。
 
また、これまで自らの「ルーツ」を大切に楽曲を制作してきたTOTALFATが新境地の「夏のトカゲ」をリリース!というタイミングで、メンバーのルーツを辿りながら「夏のトカゲ」制作に至ったお話を聞けた事はとても貴重な事だったなと思いました。
 
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ところで、番組中にメンバーの口から再三「音声さん!」という呼びかけが登場していましたが・・
今回のロケ(というかN-18凸のロケ全般に言える事ですが)は「音楽好きのカメラマンと音声さん」と一緒に行きました。特に音声さんはかなりコアな趣味(以前、FUJIROCK FESに当日券で入場してお目当ての1バンドだけ見て帰ったという実話も)の持ち主。なので今回はTOTALFATもスタッフも、気になる時にはどんどん話をふって行きましょう!という形でロケをしてみたのでした(笑)

ツアーでお忙しいところに長時間のロケ。皆さんを疲れさせてしまうなと思いつつ、飛び出す話の面白さに収録をどうしようかと考えていたら、メンバーが「音楽の事を話すだけで楽しいんです。大丈夫です!!」と。笑顔で答えて下さったのがとても嬉しかったです。
 
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日時: 2014年09月01日 16:33