「幕末高校生」
みなさ~ん、お元気ですか?hikaruです♪

学生のみなさんは待ちに待った夏休み・・!
海水浴やお祭り、花火大会など、楽しい催しがたくさんある季節ですね♪
だ・け・ど。忘れちゃいけないのが、宿題!!!
かくいう私も、学生時代は勉強が大キライで、中でも歴史の授業がすっごく苦手だったことを覚えています。
しかし!そんな私でも楽しめる新しい時代劇が登場しました!
その名は『幕末高校生』!!!

物語は、石原さとみさん演じる高校教師・川辺先生の授業シーンから始まります。だけど、生徒のみんなは居眠りをしたり、おしゃべりをしたり、スマホを触ったり・・・歴史の授業にちっとも集中してくれません。
そんな生徒たちに向き合おうとしますが、空回りばかりの川辺先生。
ところがある日、川辺先生と、雅也・恵理・慎太郎の3人の生徒が、ひょんなきっかけから江戸時代末期“幕末”へとタイムスリップしてしまうのです・・!
さぁ。そこで4人を待ち受けていたのは、偉人・勝海舟!!!・・って誰だっけ?(笑)
勝海舟とは、江戸幕府の陸軍総裁、つまりお偉いさんで、幕府を狙っていた薩摩藩の司令官・西郷隆盛と和平交渉をした人物。この話し合いがあったから、江戸の町は焼かれることなく、誰も傷つくことなく、次の時代へ進むことができたんですね☆
そんな偉業を成し遂げるなんて、さぞ賢く立派なお方だったんだろうな。・・学生時代、教科書を見ながらそう想像した人も多いはず。しかし、この作品に出てくる勝海舟は、かっこいい、かっこいいんだけど、なんかイメージがちがうんです・・!
犬が苦手だったり、川辺先生が持っていたルービックキューブに夢中になったり、女中にまで手を出すほどの女好きだった・・!?お調子者、だけど子供のように真っ直ぐで一度決めたことは必ずやり遂げる、正義感溢れる青年なのです♪
誰も想像しなかったこの勝海舟役を、見事に創り上げた玉木宏さんは、最初脚本を読んだとき「これは勝海舟じゃない!」と一度本を閉じたそうな。(笑)
だけど、偉人といえども人間は人間。おっちょこちょいなところもあれば、好き嫌いもあったり、だけどやっぱり時代を変えた凄い人だから、シメるところはシメる。いろんな側面を持っていたんじゃないかと考え、それをこの作品で見せられたことが嬉しかったそうです。
そんな勝海舟と苦楽をともにする川辺先生を演じた石原さとみさんに、彼の魅力を聞いてみると、それはずばり!“人間力”だとか。
まわりの人を大切にする姿、そしてひとつのことを貫く姿に、見る者は惹かれていくのだと言います。
川辺先生の「勝さんみたいな人、現代の日本でも出会ったことない。」というセリフには、石原さんご自身が深く共感したそうで、幕末を生きた人々の強さを、改めて感じたそうです。
一方、この川辺先生はというと、どこにでもいそうなふつうの人。自分に自信がなくて、でも一生懸命で、でもなんだかうまくいかなくて・・。冒頭では、ちょっぴり残念な先生です。
しかし、勝海舟に出会い幕末を過ごしていくうちに、大切な気持ちに自ら気付いていきます。そんな川辺先生の成長物語を見せたかったという石原さん。彼女の最初と最後の顔付きのちがいには、ぜひ注目していただきたい・・!そして、そんな川辺先生がいるからこそ、見ている私たちまで一緒に幕末を冒険し、成長させてもらうことができました!
学生時代、
「昔のことなんて勉強して、一体なにになるんだろう?」
そう疑問を抱いていた私・・。
だけどこの映画を見て、歴史には、未来をつくる大きなヒントが隠されているのだと知りました!高校生のときにこの映画に出会っていれば、授業がもっと楽しくなったんじゃないかと、惜しい気持ちでいっぱいです。(笑)
笑って騒いで、だけど見終わったあとには心に何かが芽生えている、お勉強エンターテイメント!
クライマックスで魅せる、玉木宏さんの華麗な大立ち回りは、圧巻ですよ!
みなさんもぜひ!劇場でお楽しみください!\(^o^)/
(C)2014「幕末高校生」製作委員会