「MONSTERZ モンスターズ」

こんにちは! hikaruです♪
 
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すべての人間を操れる男 vs 唯一操れない男 ・・という禁断のバトルが勃発しました!今回、私がご紹介するのは、新時代のサスペンス・アクションエンターテイメント作品『MONSTERZ モンスターズ』!
 
目に見える人間を自由に操れるという、恐るべき力を秘めた“男”。この“男”は、誰にもその力を知られることなく、また名前を知られることもなく独り静かに生きていました。
一方の田中終一は、見た目は普通の青年だが、じつは風邪や怪我を瞬く間に治してしまうという、驚くべき回復力と強い肉体を持った男。彼もまたその力を隠し、友達と楽しく平凡な毎日を送っていました。
しかし、この二人が出逢ったとき、操れるはずの“男”の力が、終一にはまったく効かないことが判明!対立する二人の関係が、壮絶な闘いを巻き起こすことになるのです・・!

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(c)2014「MONSTERZ」FILM PARTNERS
 
『モンスターズ』というタイトル。そして昨年、ホラー映画『クロユリ団地』を大ヒットさせた中田秀夫監督の作品だけに、一体どんな恐ろしい映画なのだろうと身構えていた私。
しかし観てみると一変。孤独に怯えながら寂しく暮らす“男”と、希望を持ち人々を救おうと奮う“男”の、つらく切ない人間ドラマだったのです・・。二人が迎える結末、そして“男”が見せる最期の表情に、私ヒカルは胸が締め付けられました!
 
現実世界ではないファンタジー物語でありながらも、これだけ心が動かされるのは、やはり魂のこもった役者陣のお芝居と監督の力!とくに、操れる“男”を演じた藤原竜也さんと、操れない男・田中終一を演じた山田孝之さんの熱い役者バトルには、息を飲みました!
 
こんなものを作ってしまう人たちって、それこそ“モンスターズ”じゃないのか?!ドキドキしながらも、私は主演の藤原竜也さん、そして中田監督を直撃・・!映画同様、緊迫した雰囲気の中インタビューはスタート・・
 
かと思いきや。藤原竜也さんも監督も、めちゃくちゃ和やかではありませんか・・!作品が魅せる、あのスリルとスピード感はちっとも感じられない“のほほん”としたお二人に、私ヒカルは驚いてしまいました!
 
それじゃあ一体、撮影現場はどんな様子だったのか?訊ねてみると、作品の雰囲気とは裏腹に、和気あいあいとしていたのだとか!とくに藤原竜也さんと山田孝之さんは、ふたりで過ごす時間がとても長く、プライベートでも仲が良くなったそうです。そこで培っていったと言う、お二人のあのコンビネーションは、見る人を引き込む凄まじいものがありました!また、中には、あまりにもコミカルになってしまったせいでお蔵入りにされたシーンもあるのだと、監督は泣く泣く語ってくれました。(笑)
 
撮影現場の楽しさと、抜群のチーム力が感じられた、今回のインタビュー☆いい映画は、「いい映画を作るぞー!」という熱い思いを持った、たくさんの人の力で出来ていくのですね。それだけ熱中し、映画完成というひとつのゴールに向かって突き進む力を持った彼らは、やはり“モンスターズ”なのかもしれません♪私も、何かひとつ才能を持った“モンスター”になりたいと思いました!
 
躍動感溢れるアクションと、壮大なスケールで魅せられる不気味な世界、そして人間味に溢れた物語。『MONSTERZ モンスターズ』のこの迫力は、みなさんもぜひ映画館で感じてください!
 

「青天の霹靂」

こんにちは!hikaruです♪
劇団ひとりさんが、ついに念願の監督デビュー!
『陰日向に咲く』に続く自らの書き下ろし小説『青天の霹靂』が、スクリーンに登場です!

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この物語の主人公・晴夫は、BARで働く売れないマジシャン。しかし、何をやってもうまくいかず、人生を諦めかけていたその時、追い打ちをかけるように、絶縁状態だった父の訃報を受けます。
何もかもがイヤになり、父が最期に暮らしたという川原を訪れながら、
「なんで俺なんか生きてんだよ・・!」
そうつぶやいた瞬間、青空から一筋の雷が・・!気が付くと40年前の浅草にタイムスリップしており、若き日の父と母と奇妙なマジシャン生活を始めることになるのです。
 
そんな、まさに『青天の霹靂』で幕を開けるこの作品。(『青天の霹靂』とは、予期せぬ事件や出来事のこと。)主人公の晴夫を大泉洋さんが、タイムスリップした先で出逢う若き日の父を劇団ひとりさん、母を柴咲コウさんが演じており、笑いを交えながら感動のラストへ導いてくれます。不器用で、だけど一生懸命に生きる登場人物たちの姿から、愛と元気をもらえる物語。
 
あまりにも切ない、そして優しいクライマックスに、私ヒカルは涙と鼻水で顔面ぐちゃぐちゃになりました・・。
また、冒頭からラストまで要所要所に出てくるマジックは、思わず「お~!」っと感嘆の声をあげてしまうほどのもの。実はこれ、プロマジシャンの監修の元、実際に行っているんだとか・・!よりリアリティーを出すために、スタントやCG技術は使わない、これは監督・劇団ひとりさんが強くこだわったポイントのひとつだったそうです。
 
そしてその監督の意向により、約20種類ものマジックを教えられた大泉洋さん。
それは予想以上に過酷だったようで、80テイクにのぼる撮影をしたシーンもあったのだと言います。大泉洋さん、これについては相当“監督の劇団ひとりさん”を恨んでいるようで(笑)、
「もしも自分が監督をする機会があれば、劇団ひとりを主演にしたマジック映画を作ります!」
と、インタビューで笑いを誘ってくれました! ? ? ? ? ? ? ??
 
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こんなインタビューでのヒトコマからもわかるように、大泉洋さんと劇団ひとりさんは、本当のお笑いコンビのように息ぴったり!物語の中でも、ひょんなことからマジックのコンビを組むことになる彼らですが、そのやり取りが最高におもしろく、劇場は爆笑の嵐となっていました!(このときの柴咲コウさんはすっごくチャーミングなので、そこにも注目♪)
 
また、劇団ひとりさんは、今回で大泉洋さんのイメージが大きく変わったともコメント。
「一見、テンションだけで演じているように見えるが、じつは細かい計算をしっかりし、よく考えて動く人だった。」
のだとか。監督としては、大泉洋さんから出される様々な提案に、何度も何度も助けられたそうで、インタビューではおふたりの強い絆を垣間見ることができました。
「自分ってつまらない人間だな。」
そんな風に感じたことのある人にこそ見てほしい感動作『青天の霹靂』。
 
たくさん笑ってたくさん泣いて、観たあとには爽やかな気持ちになれる、人間味に溢れた映画です☆
みなさんも、ぜひスクリーンでご覧ください!\(^-^)/


(C)2014 「青天の霹靂」製作委員会