「超高速!参勤交代」

こんにちは~!はつみです♪
 
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みなさん最近、無理難題を押し付けられたことはありませんか??
今回は、こんなの無理だ!と壁にぶち当たっている方におすすめの作品「超高速!参勤交代」をご紹介します。
超高速の参勤交代?どういうこと!?と、思いますよね!本当に、走って走って超高速なんです!(笑) そしてわたし、歴史には詳しくないのですが、この作品を見て、参勤交代ってこんなに大変なことだったのか・・!本当に今さらながら思いました!そして、参勤交代って面白いな~!!とすごく興味がわきました\(^o^)/

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今回は、おとなり富山県出身の本木克英監督「カフェ・ド・シネマ」にご来店!
私がインタビューさせていただきました
物語の主人公は、実在の湯長谷藩(現在の福島県いわき市)藩主・内藤政醇(まさあつ)。この佐々木蔵之介さん演じるお殿様がとにかく優しくお人好しで、とっても民衆想いなんです。でも閉所恐怖症でカゴに乗れないなど、とにかく愛されるキャラクターなんですよね(^^♪本木監督も、インタビューの中で「リーダーとなる人間は、政醇のように少しコンプレックスがあるぐらいのほうがいい」とおっしゃっていました!
他にも、知恵者や弓の名手など個性的で愉快な仲間が揃った湯長谷藩は小さく貧乏、でも温かく楽しそうです。
 
そんな湯長谷藩は、幕府の陰謀で突然、5日以内に参勤しろと命じられてしまいます。時間がない!カネがない!人もいない!という状況の中、みんなの知恵と工夫で立ち向かっていきます。そんな作戦!?と驚き笑い、次々訪れる大ピンチにハラハラドキドキ。・・。そして最後には、胸が熱くなる奇想天外な歴史エンターテインメントです。もしかしたら、時間がないカネがない、人もいないって今まさに仕事がそんな状況!!という方もいらっしゃるのではないでしょうか|д゜)
みんなの前向きでどんな困難にも明るく立ち向かう姿を見ていると、頑張っていいことをしていたら、いつか報われるのかな!と、こちらも頑張る勇気をもらえますよ(´艸`*) 
個人的には政醇と旅籠で出会った、深田恭子さん演じるお咲がとてもカッコよかったです(^^)/言いたいことはズバズバ言っちゃうところが痛快なんですが、実は乙女心を持っていてとても可愛らしいのです!でも、本木監督曰く、普段の深田さんは、とーってもおとなしく役柄からは想像がつかない真逆の性格らしいです(゜д゜)!びっくり!
 
さらに、本木監督は撮影現場で盛り上がったときでも、これは観ている人が本当に面白いのかと、常に冷静に見るようにしているのです。あまりアドリブを入れすぎたり、作り込みすぎて現場だけで盛り上がらないよう、気を付けているそうです!
そういうのって判断が難しくないですか?と私も思わず聞き返してしまいましたが、作品作りに真剣な監督って、とても素敵だなと思いました!
 
みなさんもぜひ、湯長谷藩の絆、頑張る姿を劇場でご覧ください!登場人物それぞれのセリフが深いところにも注目ですよ!

(C)2014「超高速!参勤交代」製作委員会

「春を背負って」

みなさんこんにちは~!はつみです!
 
数々の名作を手掛けてきた名キャメラマン木村大作さんの、監督として2作目となる最新作「春を背負って」が公開で~す!
 
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木村監督が初めて監督を務めた「劔岳 点の記」。あれから5年。またまた舞台は、山!!大自然いっぱい!!すばらしい人間ドラマ、家族の物語に本当に感動しました。
また、様々なものを背負って生きている登場人物を見て自分自身の生き方も考えさせられました。そして、山に登りたくなりました!
 
物語の主人公は、金融の世界で働いていた松山ケンイチさん演じる長峰亨。ある日、立山連峰で山小屋“菫小屋”を営んでいた父の訃報が、届きます。
帰郷し父と関わってきた山の人々、菫小屋にふれた亨は、都会での生活を捨て小屋を継ぐ決意をします。そして、豊川悦司さん扮する父の友人と名乗るゴロさん蒼井優さん演じる菫小屋で働く高澤愛と出会い、新しい自分の人生に向き合っていきます。
慣れない山小屋生活で居場所を求め頑張る亨の姿、愛の天真爛漫な笑顔、ゴロさんの深く考えさせられるセリフの数々、全てがこの作品を爽やかで温かな優しさで包んでいるのです。
 
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今回私は木村監督にインタビューさせていただきました!怖い方なのかな、と少し思っていたのですが、全然違いました(゜д゜)!たくさんお話して下さる方だったのです。
でも、もう木村監督のお話の内容がどれも興味深いことばかりで、ええ!?どういうことですか!!と何回も突っ込み、話をさえぎってしまいました(笑) また、木村監督のお言葉一つ一つが深くて、本当に映画を愛している方なんだなと感じました(#^.^#)
私が特に聞き入ってしまったのは、「凡人はゴールにはたどり着けない。だからゴールに向かって、ゴールを求めてひたすら頑張るしかないんだ」とおっしゃったところです。
そして、「夢をもたなくちゃいけない!」と力強く話して下さいました。
“いつまでも夢を持つこと”を忘れず前を向いて突き進む監督、本当に素敵だと感じました!
その監督、なんと現在74歳なんです!びっくりするほど若さにあふれていました~!
なかでもびっくりしたのは、キャンペーンでは、なんと監督が自分の車をご自身で運転して全国を回っていらっしゃること(゜д゜)!
監督自ら運転なんて、初めてみました!(笑)
 
そして、監督から名刺をもらっちゃいました!

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よくみると、そこには“宣伝マン任命証”という文字が。
「これをもらったら最低4人の人に、この映画をすすめなきゃダメなんだぞ!」
全スタッフに一枚一枚手渡す監督。 ハイ!がんばって宣伝します!
 
ちなみに、監督の今の夢は“この「春を背負って」がヒットしてたくさんの人が観てくれること”らしいですよ\(^o^)/
 
「映画を観に来てくれたらね。自信があるんだ!」とおっしゃっていた木村監督!!
原作小説にはない監督が生み出した、心にしみるセリフの数々にきっと感動しますよ☆