「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~」

みなさん、こんにちはー!はつみです☆
今回は映画「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~」をご紹介します!
 
石川県の皆さんなら、もうご存じですよね!?(^^)
そう、この作品は、石川県の珠洲が舞台なんです。奥能登の穏やかで温かな空気がスクリーンに広がりますよ!
 
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最果ての海辺で、永作博美さん演じる吉田岬は舟小屋を改装し、焙煎珈琲店「ヨダカ珈琲」の営業を始めます。その「ヨダカ珈琲」の向かいの民宿に住むのは、佐々木希さん演じるシングルマザーの山崎絵里子です。絵里子は生活のために家を空けることも多く、幼い姉弟はいつも寂しい思いをしていました。子どもたちに関わってくる岬のことが気に入らない絵里子は、子どもたちが舟小屋に行くことを禁止します。
しかし、そんなある日、舟小屋で事件が・・。絵里子が岬の危機を救い事件は未遂に終わりますが、深く傷つく岬。そんな岬のために珈琲を入れる絵里子。偶然の出来事により生き方も価値観も違う二人に友情が芽生え、そして人と交わることの大切さに気づいていくのです。
 
珠洲でのオールロケだったというのもあり、本当に能登の良さがそのまま表れたような、ゆったりとした空気やあったかさをすごく感じました。また、珈琲を入れるシーンも印象的で、美味しい珈琲の匂いが本当に漂ってきそうでした!作品に登場する本格的な焙煎の機械もすごくかっこいいんですよ

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(c)2015「さいはてにて」製作委員会
 
そして!わたくし・はつみが合同記者会見に潜入!主演の永作博美さん、佐々木希さんを直撃しました
まずはやはり、お二人とも本当に美しい方で感動しちゃいました(;O;)永作さんは、
「珠洲が舞台ということで、やはりスクリーンに広がる景色が素晴らしいんです。とっても美しい映画に仕上がっています」
と見どころを話して下さいました。
また、佐々木さんは、地元の人たちと一緒に海の幸の入った炊き出しにも参加されたそうです。そして
「能登の人達との暖かいふれあいが忘れられない」
と話されていたので、私もとても嬉しくなりました!
 
3月になってもまだまだ肌寒い日もありますが、この作品でほっこりあたたかい気持ちになって癒されませんか?(^O^)/
皆さんも「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~」是非ご覧ください☆

「くちびるに歌を」

みなさん、お元気ですか?はつみです☆
今回、私がご紹介する作品は「くちびるに歌を」。きっと観た人誰もが自分の15歳の時を思い出し、心揺さぶられる感動作です。

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作品の舞台は長崎県の小さな島の中学校。その合唱部に、東京でピアニストとして活躍していたという美しい臨時教師・柏木ユリがやってきます。
そう、今回主演の新垣結衣さんは、その柏木先生として初の教師役に挑戦しています。
美しい柏木先生目当てで、もともと女子だけの合唱部に男子が入部し大混乱。混声合唱でコンクールを目指すことになります。コンクールの課題曲はアンジェラ・アキさん「手紙~拝啓 十五の君へ~」。この曲にちなんで先生は15年後の自分に手紙を書くという宿題を出します。なぜか冷たい態度で頑なにピアノを弾こうとしない柏木先生、新たに入った男子部員との意識の違いで一つにならない合唱部。部長のナズナをはじめ、合唱部員たちはそれぞれ15歳の誰にも言えない深い悩みを抱えていました。そして、ピアノを弾かなくなってしまった柏木先生も。

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しかし、コンクールを目指して練習していくうちに、みんなの気持ちが一つに。そんな合唱部のみんなの歌声は、私たちの心を震わせ大きな感動を与えてくれます。“みんなが一つになった合唱は、本当に人々の心に響く”と改めて強く感じました!
そして、その合唱部員のみなさんとプロデューサーの宇田充さんが今回「カフェ・ド・シネマ」にご来店!わたしがインタビューさせていただきました番組に11人と、こんなにたくさんのゲストの方をお迎えするのは、初めてのことです。そして、なんと皆さんには生の合唱も聴かせていただいて、あまりの素晴らしさに涙が出そうでした。合唱披露の時も部長のナズナ役の恒松祐里さんがみんなを仕切っていて、映画の雰囲気がそのままで、私にとっても本当に楽しいひとときでした!
インタビューでは、作品の主題歌でもある「手紙」にちなんで、この映画の感動を皆さんにお手紙で伝えさせてもらいました!歌がメインのこの映画ですが、意外にも歌が苦手な人もいたりして・・?詳しいインタビュー内容は是非放送をご覧くださいね
中学生役の皆さんは、本当に可愛らしくて素敵な人たちばかりで、ナズナ役の恒松さんをはじめ皆さんが大きくなったら、またぜひ「カフェ・ド・シネマ」にきてほしいなと思いました(^^)!

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実は、わたくしはつみ、中学生の時は合唱部に所属し部長をしていた経験があり、この作品は本当に自分を見ているようでした(笑)。合唱の素晴らしさを改めて感じることができ、大好きな曲「手紙」ももっと大好きになりました。
この作品の歌声が、たくさんの人々のもとへ届きますように・・
私がおすすめの作品「くちびるに歌を」、ぜひご覧ください☆
 
(c) 2015 『くちびるに歌を』製作委員会 (c) 2011 中田永一/小学館

「真夜中の五分前」

みなさん、お元気ですか?はつみです!
今回は、切なくもロマンチックな愛のミステリー「真夜中の五分前」の登場です。そして、わたくしはこの作品を手がけた行定勲監督に直撃してきました

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行定監督は、「世界の中心で、愛をさけぶ」「今度は愛妻家」など、これまでに様々な愛の作品を手がけてきましたが、また新たな愛の物語を作り上げました。
物語の主人公は、三浦春馬さん演じる時計店で働く青年リョウ。ある日、彼はひとりの女性、ルオランと出会い、恋に落ちます。でも、幸せは長くは続きませんでした。ルオランが旅行先で事故に遭い、命を落としてしまいます。
実はルオランには双子の妹がいたのですが、その妹・ルーメイだけが生き残ってしまうのです。しかし、生き残ったのは本当に妹のルーメイなのか。それを不審に思ったのは、ルーメイの婚約者、ティエルンだったのです。本当に、生き残ったのは一体どちらなのか。愛の行方は思いもよらぬ方向に・・・。

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(C) 2014 “Five Minutes to Tomorrow” Film Partners
 
映画はラブストーリーですが、この作品には、ある意味ホラーのような怖さがあると
思いました。だって!もし、自分の愛する人と、見た目も性格も同じ人間がいたら・・・。なんだか怖くなりませんか?!(◎_◎;)
自分の好きな人くらい見分けがつくよ、って言い切れますか?
「人は、一体何を基準にして人を愛しているのか」「人を愛するとは何なのか」
そんなことを考えてしまいました。
 
そして「真夜中の五分前」というタイトルにも注目です。私達は普通、時計の針をずらすなら五分早目にしますが、リョウは得した気分になると五分遅らせています。未来への希望の時間と監督はおっしゃっていましたが、この現実の時間との五分のずれがとても深いのです。そこは劇場で観て感じてくださいね^ ^

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また、ラストシーンを観たらきっともう一度観直したくなる作品だと思います。もし2度観るなら、ぜひ”音”にも注目してみてください。行定監督の世界観の秘密は”音”にあり!重要なシーンにこそ、なんの音も足さないのですって!だから、役者の表情やふとした音がすごく引き立っていて、より映画の中に引き込まれてしまうという訳なのです。みなさんも、その感覚、ぜひ劇場で味わってみてくださいね!
「真夜中の五分前」は、現在公開中です。

「ふしぎな岬の物語」

みなさん、こんにちは!はつみです!
 
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何かとてもつらい経験をして落ち込んでいるとき、緊張しているとき、「大丈夫、大丈夫」と言って寄り添ってもらうだけで、大きな勇気をもらえますよね。みなさんそんな経験はありますか?^^
「ふしぎな岬の物語」この作品を観て、私は吉永小百合さん演じるカフェの店主・悦子さんのように、悩んでいる人に寄り添い優しさで包み込み元気を与えられる、そんな素敵な女性になりたい、、と強く思いました!
 
では、ストーリーを簡単に紹介しますね(^O^)/
美しい海に抱かれ、どこか懐かしさ漂う岬村。その岬の先端にある小さなカフェの店主・悦子の入れるおいしいコーヒーを求め、様々な人々がこの「岬カフェ」にやってきます。当たり前すぎて忘れてしまいがちな、人と人との絆が描かれています。
この作品で特に注目なのが、悦子さんのいれるコーヒー!!毎朝小島に出かけ汲んだ湧き水で、丁寧に入れた心づくしのコーヒーです。そして必ず「おいしくなーれ、おいしくなーれ」と魔法の言葉をかけます。そんな悦子さんの祈りがこもった一杯は、カフェに集う人たちを元気づけます。(*^_^*)
常連客はもちろん、それ以外にも様々な人が足を運ぶカフェは、人々の憩いの場所になっています。しかし、そんな穏やかな日々はいつまでも続かず、岬村の人たちの人生に荒波が押し寄せてくるのです。
みんなの憩いの場、もう最近ではそういう場所も少なくなっていますよね(>_<)
村やカフェのあったかい雰囲気を感じて、人と人の繋がりの大切さを改めて感じました!
 
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(C)2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会
 
吉永小百合さんは、今回の作品で成島出監督と一緒に初めて企画も手掛けられました。
もう今回の吉永さん、本当にかわいらしいんです!!きっとみなさんも心奪われることと思います。悦子さんを健気に守ろうとする甥、浩司役には阿部寛さん。阿部さんが、またはまっていて素晴らしかったです!この作品、意外にもふふっと笑っちゃうシーンがあるんですけど、そのようなシーンでの阿部さんはやはり最高でした!(笑)
 
そして!なんと私は今回合同記者会見に潜入し、吉永小百合さんと撮影監督の長沼六男さんに直撃してきました(^○^)/!!
「カフェ・ド・シネマ」でも毎回ゲストの方に金箔入りコーヒーをお出しするのが定番そのことをお伝えしたら、「あなたもコーヒーを入れているの?」と、とても興味を持ってくださり、最後に「お互い頑張りましょうね」と声をかけていただきました。
吉永さんとこんなにお話しできるなんて、、感動です!!私も「岬カフェ」のようにあったかくて、その中で悦子さんのようにそして吉永さんのように、ゲストの皆さんと素敵な関係を築いていけるように頑張っていきたいです(*^_^*)
 
吉永さんも成島監督もゲストの長沼さんとお仕事されたことはありましたが、それぞれにお仕事したことがなく、「いつか監督とご一緒したい」「吉永さんと映画を作りたい」その願いをかなえたのが撮影監督の長沼さんでした!長沼さんがいなければ企画は成立しなかった、隠れたキーマンだったのです(^^)そして長沼さんは、なんと吉永さんが練習用にいれたコーヒーを飲まれたそうです!なんと羨ましい!

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長沼さんには、単独でお話をうかがうこともできました♪映画の中で吉永さんと、タニさん役を演じる笑福亭鶴瓶さんがキャッチボールをするシーンがあるんです。そのシーンの吉永さんが最高にかわいらしいのですが、やはり長沼さんもそのシーンの時「かわいい!」と思ったそうです(笑)それはそうですよね、だって本当にかわいらしいんですから!皆さんも注目のシーンですよ
見終わったあと、ふっとあったかい気持ちになれる素敵な作品です。「ふしぎな岬の物語」ぜひ劇場でご覧ください☆
 

「イン・ザ・ヒーロー」

みなさん、こんにちは!はつみです!
暑かった夏も、とうとう終わりですね・・・みなさん、この夏を満喫出来ましたか?さあ、そんな夏の終わりにまだまだ熱~~~い映画が登場しましたヽ(^○^)ノそれが、「イン・ザ・ヒーロー」です!
 
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これは“スーツアクター”をしながら夢を追いかけ続ける熱い男・本城渉の物語です。もちろん主人公の本城を演じるのは、唐沢寿明さんです。
 
みなさん“スーツアクター”って知っていましたか?そうです、あのヒーロー達の中に入ってアクションをする人のことです。危険を伴いそして非常に技術のいる仕事。しかし、普通の役者さんと違い、顔も名前も表にでることはないんです(..)まさに影の真のヒーローと言えるのではないでしょうか(*^^*ゞ“スーツアクター”ってほんとにすごい!!そう改めて感じずにはいられませんでした(゜ロ゜)
 
本城渉は、いつか自分の顔と名前を出して映画に出演することを夢見ていて、ついにそれが実現する・・かと思いきや福士蒼汰さん演じる新人の若手人気俳優・一ノ瀬リョウに役を取られてしまいます。
 
この一ノ瀬がもうめちゃくちゃ生意気!しかし、本城らしく熱くぶつかっていくうちに次第に一ノ瀬も変わっていきます。『 俺がやらなきゃ誰がやるんだ!』この言葉には本城の夢に対する熱い思いがつまっていますよね!

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(C)2014 Team REAL HERO
 
私は今回、唐沢寿明さんにインタビューに行ってきました!
まず、第一印象・・めちゃくちゃスタイルがいい!!!(笑)そして、映画のなかでは素晴らしいアクションを披露されているのですが、なんと現在51歳!すごいですよね(゜д゜)それなのにとても謙虚で、、。いろいろお話をうかがったあと、「私もあすから頑張ります!!」と言ったら、「君の人生相談じゃないんだから」と突っ込まれてしまいました(笑)  
 
「イン・ザ・ヒーロー」、笑えて感動できて、そして胸が熱くなる作品です!クライマックスの唐沢さんご本人が挑んだアクションシーンにご注目ください(^^)/!!