石川テレビ

11月28日(火)の放送

美肌のヒミツは「加賀棒茶」にあり?!

なんでも知りたい!調べ隊

POLA美肌グランプリ石川県は2位に輝きました☆

 

そこで美肌のヒミツを探ってみると・・・

石川で親しまれている「ほうじ茶・加賀棒茶」の存在が!(※調べ隊調べ)

 

石川では飲むお茶の50%以上が「ほうじ茶」。

石川「ほうじ茶王国」といわれています。

 

最近は健康志向の女性を中心に人気が広がり、

全国的にほうじ茶ブーム!が起こっているんです。

 

ほうじ茶は茶葉を焙じたものと、茎を焙じたものと2種類あることご存知でしたか?

石川県では茎を焙じたほうじ茶のことを「棒茶」「番茶」と呼んでいますよね。

 

調べてみると、茶葉のほうじ茶と棒茶には大きな違いがあったのです!

ほうじ茶には花の香り成分が含まれています。(ゲラニオール・リナロール)

比べてみると、棒茶の方が茶葉のほうじ茶より約4倍の香り成分が含まれていました。

 

この香り成分にはリラックス効果が期待されています。

棒茶は約4倍なので、よりリラックスできるかもしれませんね!

 

さらに棒茶には美肌効果もあるとされています!

花の香り成分に含まれているゲラニオールにはエストロゲンの分泌を促すと考えられています。

エストロゲンは別名「美肌ホルモン」と呼ばれていて、

皮ふを柔らかくして弾力を回復する作用に優れているため、

シミ、シワの予防やアンチエイジングの効果にも期待されているそうです。

 

 

そしてさらに、リラックスをすると副交感神経が刺激され、ストレスなどが軽くなり、

肌の潤いもよくなるのではないかと言われています。

 

と、いうことは棒茶を愛飲している石川県の人は、

ごくごく自然に美肌を手に入れていたのかも!?

 

石川で親しまれている加賀棒茶

実はもったいないから生まれたお茶であることも分かりました。

 

江戸から明治にかけての頃。

石川でもお茶づくりが盛んだったのですが、茶葉からお茶を製作する過程で、

捨ててしまう“茎”の部分を有効活用できないかと明治35年に金沢のお茶屋さんが

茎を焙じて商品化したのが棒茶の始まりだったんです。

それから棒茶は県内に普及し、人々に親しまれるお茶として定着したそうです。

 

 

最近は、ほうじ茶を使ったスイーツも人気が広まっています。

 

ほうじ茶ブームの中、

石川の「棒茶」を使用したスイーツと一緒にいただく事で

より美肌に近づけるかも?しれませんね~。

 

★☆★今回お世話になったお店★☆★

「上林金沢茶舗 本店」

金沢市下新町1-7

電話:076-231-0390

  

 

「古都美(ことみ)」

金沢市広坂1-2-27

電話:076-222-5103