石川県の伝統的な食文化として知られている「発酵食品」。
その代表格ともいえるのが「糠いわし」。別名「コンカイワシ」です。

金沢市金石でこの文化を継承しているのが油与商店の寺尾高明さん。
油与商店はおよそ150年前から発酵食品の製造・販売をはじめ、店の歴史は300年を超えます。

北前船の影響で石川で流行り出した発酵食文化も時代の変化と外食の流入などで、
徐々に人気はなくなり担い手は激減。
そんな中、先代やこの店を守ってきた歴代店主の思いを背負い、
県の食文化を守ろうとしているのが寺尾さんです。

今回は寺尾さんが作り出す発酵食品に秘められたストーリーを紹介します。

今回ご紹介する商品はこちらです。
油与商店 糠いわしまとめて3ｐセット　石川県金沢市
日本海で獲れた鮮度抜群のうるめいわしの頭を除去し塩蔵したあと、
糠・糀・唐辛子を入れて１年以上漬け込み、発酵熟成させた商品です。
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