兄弟が創る新しい漆器
「山崖松花堂」は、江戸から続く輪島市の老舗塗師屋。
代表で十七代目、兄の山崖宗陽さんと弟の松堂さんの2人は下地を一切使わず、
芯から細部、表面まで全て漆だけを塗り重ねて作る技法「芯漆(しんしつ)」を開発。
一般的な漆器が漆を塗る土台になる木地から破損していくことから修理を必要としない、未来永劫残る作品として制作を続けていま
す。
漆を塗る回数は一般的な漆器が10回ほどなのに対し、芯漆は300回以上!
製作期間も完成まで数十年かかるものもあるとか。
そこまでしても漆の魅力を研究し続ける2人、今後は海外展開なども計画しておりこれからの活躍に注目です。
山崖松花堂
石川県輪島市輪島崎町3-46
電話:0768-22-0003
https://shinshitsu-lacquerart.com/