石川テレビ

11月30日(月)の放送

雹(ひょう)や霰(あられ)の違い

お天気み〜つけた

11月も今日で終わり、あすから12月です。

12月は晴れる日も少なくなってきます。雨や雪の日が多くなりそうです。

 

南米ペルー沖の海面水温がいつもより低くなるラニーニャ現象が発生しています。

ラニーニャ現象が発生すると、日本の冬は寒くなる傾向がでます。

局地的な大雪、ドカ雪に注意が必要です。

 

 

 

金沢の初雪の平年は、11月21日、去年は12月6日でした。

これから雨や雪の日がおおくなってきます。

 

そんな雨や雹(ひょう)、霰(あられ)の粒の大きさは皆様ご存知ですか?

 

 

 

雨粒の大小はありますが、一般的な雨は直径2ミリほどです。

霰(あられ)と雹(ひょう)はどちらも氷の粒で、

その大きさで名称が変わります。

 

 

さらに「霙(みぞれ)」もありますね。

霰(あられ)や雹(ひょう)は雲から降る

氷の粒のことですが、霙(みぞれ)は雨と雪が同時に降る現象なので、

氷の粒ではなく雪の結晶がある現象です。

 

霙(みぞれ)が降れば初雪になりますが、

霰(あられ)や雹(ひょう)は初雪の対象とはなりません。

積乱雲が発達すると、春や夏でも、霰(あられ)や雹(ひょう)は降るからです。