雹(ひょう)や霰(あられ)の違い
11月も今日で終わり、あすから12月です。
12月は晴れる日も少なくなってきます。雨や雪の日が多くなりそうです。
南米ペルー沖の海面水温がいつもより低くなるラニーニャ現象が発生しています。
ラニーニャ現象が発生すると、日本の冬は寒くなる傾向がでます。
局地的な大雪、ドカ雪に注意が必要です。
金沢の初雪の平年は、11月21日、去年は12月6日でした。
これから雨や雪の日がおおくなってきます。
そんな雨や雹(ひょう)、霰(あられ)の粒の大きさは皆様ご存知ですか?
雨粒の大小はありますが、一般的な雨は直径2ミリほどです。
霰(あられ)と雹(ひょう)はどちらも氷の粒で、
その大きさで名称が変わります。
さらに「霙(みぞれ)」もありますね。
霰(あられ)や雹(ひょう)は雲から降る
氷の粒のことですが、霙(みぞれ)は雨と雪が同時に降る現象なので、
氷の粒ではなく雪の結晶がある現象です。
霙(みぞれ)が降れば初雪になりますが、
霰(あられ)や雹(ひょう)は初雪の対象とはなりません。
積乱雲が発達すると、春や夏でも、霰(あられ)や雹(ひょう)は降るからです。