秋のお彼岸と秋刀魚
先週土曜日、9月19日から秋のお彼岸に入りましたね。
お墓参りに行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、この「彼岸」とは「かの岸」つまり「あちら側の岸」という意味。
私たちが生活している日常の世界ではない「あちら側の世界」のことをさしています。
そして、このお彼岸の期間の丁度真ん中。中日(ちゅうにち)が明日。秋分の日です。
秋分は春分と同じように昼と夜の長さが、ほぼ同じになり、この日を境に、だんだんと昼の時間が短くなり、夜の時間が長くなっていきます。
この昼の時間、明日22日の金沢は12時間9分。
約1か月後には1時間10分短くなり、10時間59分。
12月の冬至の頃には、さらに1時間以上短くなるんです。
暗い時間が長くなると秋の訪れを感じますよね。
秋といえばサンマ!今回のクイズは「秋刀魚」についてです。
サンマの昔の呼び名はどれでしょう!
A:さまな B:さみな C:さもな
昔は違う呼び方でしたが、段々言葉がなまって、今の秋刀魚(さんま)と呼ばれるようになりました。
この秋刀魚。最近不良が続いていますよね。
去年の漁獲量は4万5000トン
過去最低と言われていましたが今年はさらに下回るとも言われています。
原因は、はっきりとは分かっていませんが潮流や水温の変化、エサを同じとするマイワシの増加など様々な原因が考えられています。
さらに、その原因の中には各国がサンマを獲りすぎていることも挙げられています。
今後も、秋刀魚を手ごろな価格で味わうためには
海の資源を管理する国際的な取り組みも必要になってきそうです。