石川テレビ

7月6日(月)の放送

予想雨量と大雨時の避難方法

お天気み〜つけた

梅雨シーズンの後半は例年大雨になりやすい時期。
雨の強さを表現する「〇ミリ」という言葉をよく聞くようになります。

今回の天気は雨の強さを表す「〇ミリ」が一体どれくらいの強さなのか解説。

 

 

1時間に20ミリの雨。

傘をさしてもずぶ濡れになり、

感覚としてはこの時点で土砂降りと感じる雨量。

 

30ミリの雨。

これ位になるとアンダーパスなどの冠水が始まります。

感覚としてはバケツをひっくり返したような激しさを感じる雨量です。

 

50ミリの雨。

ここまでくるとマンホールから水が勢いよく溢れるようになります。

低い土地では浸水も発生し

感覚としては降ってくる雨が滝のように感じる雨量です。

 

80ミリの雨。

圧迫感や恐怖感を感じる大雨。土砂災害の危険性が高くなります。

このような大雨が予想されている時や

実際に降ったという情報がある時は警戒が必要です。

 

 

 

主な避難方法についても改めてお話ししました。

 

1つ目の「水平避難」は避難場所や安全な場所に避難すること。

明るい内に早めに避難することが大切です。

 

2つ目の「垂直避難」は

家の2階以上や斜面の反対側に避難することです。

 

そして3つ目の「その場に留まる」こと。

避難方法なのにその場に留まる?と疑問に

思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

実は状況によってはとっても大切な避難方法なんです。

 

例えば夜間、もうすでに大雨で浸水が始まっている場合は

暗くて安全が確認できません。

こういった「避難すると危険な場合」に

その場に留まるという判断をします。

 

ここまで避難方法をご紹介してきましたが

避難はしっかりと判断することが何より大切です。

 

さらに、コロナ禍の災害避難としては非常持ち出し袋も見直しが必要です。

マスク、体温計、消毒液などを加えて備えましょう。