加賀野菜のエース格!「源助だいこん」
源助だいこんは、加賀野菜ブランド15品目のひとつです。
故 松本佐一郎氏が、生育の良かった井上源助氏の系統に交雑や改良を加え、
77年前の昭和17年に作ったのが始まりだそう。
今から2月上旬までが旬で、
21軒の農家が、今シーズンで22,000ケース(およそ25トン)出荷見込みです。
金沢市打木の畑、源助だいこん創始者の孫にあたる、松本充明さんのもとへ行って来ました。
実は、源助だいこんの正式名称は「打木源助だいこん」なんです。
松本さんは期間中、日の出前から収穫を始め、
1回約3,000本もの源助だいこんを3時間ほどかけて収穫します。
その後4時間ほどかけて3~4人で1本1本洗っていきます。
さらに7つの観点で選別し、3つの品質区分と5つのサイズに仕分け。
およそ300ケース分を箱詰め、昼12時までに出荷しています。
ほとんどが手作業なんです!
源助だいこんは県内をはじめ、東京・大阪・名古屋などの大都市圏を中心に店頭に並びます。
販売店のひとつ「ほがらか村 本店」の担当者は、
「今年は例年以上の出来栄え」ではないかと話しています。
松本充明さんと打木源助だいこんのおでんを試食しました。
源助だいこんの甘味がダシとマッチし、とてもおいしいです。
これからの季節。松本さんをはじめとした農家の愛情と苦労を感じながら、
源助だいこんをたくさん食べたい!と確信し、今回の調査は終了です。