金沢にやって来た!世界のアニメーションスタジオ
短編映画「ダム・キーパー」は
世界中の国際映画祭で20以上もの賞を受賞し、
2015年米国アカデミー賞短編アニメ―ション部門にノミネートされた名作映画。
汚れた大気から街を守る内気な少年のブタが主人公の物語です。
これを制作したのが「トンコハウス」というアニメーションスタジオ。
そんなトンコハウスは世界各地に拠点があり、
日本の拠点が今年3月、東京から金沢に引っ越してきたんです。
実際にトンコハウスの制作現場にお邪魔してみると、そこは想像以上におしゃれな空間。
現在の作業場は、複数分野のクリエイターが活動する
金沢制作現場の中心地の一つなんです。
さらに、年末頃には尾張町にある町家に移転予定。
日本でも類を見ない町家のアニメーションスタジオが誕生する予定です。
そもそも、なぜ金沢に引っ越してきたのか?
トンコハウスの創設者でもあり、ピクサーなどの名だたる映画会社で
活動されてきた堤大介さんとロバート・コンドウさんが金沢を訪れた際に、
クリエイターに対する姿勢や美しい町並みを見て移転を決心したそうです。
そんな金沢で制作を始めたトンコハウスの新作予告を
今週末日曜日に金沢21世紀美術館で上映します!
11月3日「文化の日」に「オープンまるびぃ2019」が開催。
新作予告の他、「ダム・キーパー」も上映。
この機会に金沢発となる世界のアニメーションをご覧になってみてはいかがでしょうか?
市民美術の日 オープンまるびぃ2019
「トンコハウス 」作品上映会
開催日:2019年11月3日(日・祝)
時間:午前10:00-/午前11:30-(各回50分、開場10分前)
会場:金沢21世紀美術館シアター21
定員:各回110名(午前9時より各回の整理券配布)
料金:500円(市民専用鑑賞券をお持ちの方、23歳以下の方は無料)
お問い合わせ:金沢21世紀美術館 交流課
TEL 076-220-2811