藩政時代に整えられた城下町の風景が残る金沢。
石垣や石畳が今も多く見られます。
新しく作られる建物や庭にも積極的に石が使われ、石はもはや
金沢の風景には欠かせない存在と言えます。
こうした町並みを守っているのが、石を加工する職人、石工たちです。
金沢市の大島石材店三代目社長 大島護さんは3年前に跡を継いでから、石工たちと石を使った建築の仕事に、積極的に関わってきました。
これまでは墓石の製造が多かった石材店。
大島さんが、石のある町並みを守り、さらに新たに作り出す仕事に力をいれるのにはある理由がありました。