放送日:2019年7月27日
懐かしくも新しい 銘菓“おだまき”
“おむすび型”をした、一風変わった餅菓子「おだまき」。
宝達志水町の名物で8月のお盆をピークに、手土産として地元民に愛され続けています。
鎌倉時代に、“宿場町”として栄え麻織物が盛んだった宝達志水町。
「おだまき」は、当時使われていた麻糸(苧麻(ちょま))を束ねて縛った
“苧環(おだまき)”にちなんで作られたとされています。
現在、宝達志水町で「おだまき」を作っているのは
昭和39年創業の「御菓子司たにぐち」の2代目 谷口義則さん(53)。
初代から、その製法を受け継ぎつつも、新しいスタイルを開発し県内から注目を浴びます。
そんな「おだまき」に、食べる人はふるさとを思い懐かしさに包み込まれます。