奥能登・珠洲市大谷町では毎年4月下旬から5月上旬の2週間、町の中心を流れる
大谷川に約450匹の鯉のぼりが飾られる。石川の初夏の風物詩の一つになっていて、
GWが10連休だった今年はイベントが開かれた2日間だけでものべ7500人の
見物客が訪れた。
このイベントが始まったのは35年前。
もともとは町の活性化を願う地元の有志たちが美しい川の象徴として数十匹飾ったのが
始まりだった。20代から30代だった有志もいまでは平均年齢はおよそ70歳。
年を重ねても続ける理由は、故郷への思いだけではありませんでした。
川に鯉のぼりを渡す準備からイベント当日に向けて奮闘する様子を通して思いを伝えます。