能登の祭りの代名詞といえばキリコ。
歴史は江戸時代に遡り、夏から秋にかけては能登の各所でキリコ祭りが行われる。
そのキリコ祭りの中でも一風変わった祭りの一つが珠洲市宝立町の宝立七夕キリコまつり。
高さ14メートル、重さ2トンもあり、能登でも最大級。
担ぎ手は100人ほど必要といわれているが、過疎と高齢化が進む能登で
車輪を付けずに今でも担ぐことにこだわっている。
クライマックスでは松明を灯し、夜の海で6基のキリコが乱舞し
花火が彩る姿は勇壮で華麗。能登を代表する祭りの一つと言える。
その祭りを支える人たちの姿を紹介する。