放送日:2015年8月29日 珠洲 揚げ浜の塩 奥能登の外浦で、伝統の揚げ浜式の塩づくりを守り続けている家族がいます。 珠洲市清水町の角花家。 五代目の角花豊さんと長男で六代目の角花洋さんが、自宅前の塩田で江戸時代から続く塩づくりを行いながら、その技法を後世に伝えています。 揚げ浜式の塩づくりは、海水を塩田にまき、海水の染みた砂を乾燥させます。 乾いた砂を集めて海水をかけ、より濃度の高いかん水を集めます。 そしてかん水を窯で一晩かけて煮詰め、塩の結晶を採り出します。 奥能登で続く伝統の塩づくりと、伝統の技法を守る家族を映し出しました。