石川テレビ

放送日:2017年7月22日

職人技が生きる山中漆器を

こだわり抜いた独特の形。そして薄く細く、極限まで精密に削る技。

職人技と素材を生かした山中漆器があります。

 

日本一と言われる山中漆器職人の木材加工技術。

その技を最大限に引き出す器を考え出したのは、

漆器問屋の4代目、我戸正幸さん(42)。

 

山中漆器を愛する我戸さんは、ある悔しさをバネに作品を生み出しています。

それは20代のころ、東京の問屋で働いていたとき客に言われた言葉。

「山中漆器はチープな漆器」

 

我戸さんは、ふるさとが誇る職人の技を、山中漆器を通して世界に発信し続けています。