一筋の通りに200軒以上の店が軒を連ねる、輪島の「朝市」。
中でも一番の古株が“おとみさん”こと、米谷はる子さん(88)。
“おとみ”は先代でもある母親の名前で、店の屋号のようなもの。
信頼と共に、その名前を受け継ぎました。
おとみさんは毎朝、午前5時半に家を出て、港で自ら魚を買い付け、朝市へ。
店頭では客の要望に応えて、その場で魚もさばくなど忙しい毎日です。
しかし、おとみさんの一日は朝市で終わりではありません。
再び、魚を買い付けて、向かう場所があります。
それは…。
その腕と魚を見極める確かな目で70年。
能登の女の代表ともいえる、おとみさんの1日に密着します。