能登半島の中ほど穴水-七尾間およそ33キロを走るローカル線「のと鉄道」は
学生やお年寄りにとっては貴重な交通手段です。
何気ない空や海、田園風景は、懐かしい日本の原風景でもあり
それを求めて、観光客も訪れるようになっています。
東京都出身の運転士の山際良太さんも、
その魅力を実感しながら日々を過ごしています。
ローカル線の旅が好きで、大学を卒業後、この世界へ。
縁もゆかりもない土地でしたが、山際さんは能登の人と風景に救われます。
何も無いからこそ、それが魅力でもある。
そう語り、能登を走る鉄道マンの姿と思いを伝えます。