石川テレビ

放送日:2017年2月11日

能登の心宿る 火様

自然豊かな能登の里山、石川県七尾市中島町の旧岩穴地区には「火様」と呼び、囲炉裏火を300年絶やさず守り続ける家・中屋家がある。

21代当主である夫が亡くなった後は、82歳の中屋好子さんが1人で守ってきた。

しかし、その中屋さんが去年5月に長期入院し、火様の存続が危ぶまれていた。

そんな中、中屋家の隣に妻の実家がある埼玉県の森田孝夫さん(67)が、火様の火種を兄弟で協力し、預かることを決意した。

森田さんは火様は能登の魅力を伝える宝で、いろいろなことを教えてくれるという。

火様を守り、伝える岩穴地区の人たちの姿を通して、能登の魅力を探る。