放送日:2016年10月1日 金沢の食を支えて 近江町市場 金沢市民の台所と呼ばれる近江町市場は、藩政時代から、およそ300年の歴史があり、現在も鮮魚や青果などおよそ180の店が肩を寄せ合い商いをしている。 そんな市場が特に賑わいをみせるのが、底引き網漁が解禁となった9月。 2か月の禁漁明けは魚屋の店先は一層活気づく。 市場の中央に店を構える大口水産の専務・荒木優さんも解禁となると、ほぼ徹夜で競りの現場を見て回り魚を仕入れる。 旬を大切にする石川県では、客は舌の肥えた人ばかり。 そんな土地で庶民の食を支えている商売人たちの心意気を伝える。