石川テレビ

放送日:2015年8月15日

幻の古椀・合鹿椀を今に…

かつて旧柳田村で受け継がれてきた漆器、合鹿椀。

大ぶりな形とどっしりとした高台が特徴で、日本が世界に誇る三大名椀の1つとして海外でも名を知られているが、約100年前に制作が途絶えていた。

6年前、この「幻の古椀」を蘇らせた男性がいる。

能登町の木彫刻家、大宮静時さん。

伝統技法を忠実に守り、合鹿椀が醸し出す奥能登の素朴な暮らしを今に伝える、大宮さんの合鹿椀づくりを紹介する。