小松市尾小屋町のポッポ汽車展示館に保存された3両の車両。
昭和52年まで新小松~尾小屋間16.8kmを結んでいた尾小屋鉄道の車両です。
その車両の整備を「なつかしの尾小屋鉄道を守る会」がボランティアで行っています。
会長の坂井稔樹さんは、中学生の時、初めて尾小屋鉄道に乗車。
山里を走る小さな鉄道に魅了され、廃止後は保存活動に取り組んできました。
エンジンが整備されたディーゼルカーは、今も走行可能。
年6回開かれる体験乗車会は、毎回多くの人たちが訪れます。
沿線の生活を支えた鉄道の車両と歴史を後世に…
尾小屋鉄道を愛した男たちの思いを伝えます。