石川テレビ

放送日:2016年5月7日

能登を走る鍛冶職人

春の足音が聞こえると、山里では農作業が始まります。海では漁も始まり、町は活気づきます。

山や海と共にある町を、音楽を鳴らして走る一台の車。

積んでいるのは、修理した包丁や鍬などの刃物。

ふくべ鍛冶の4代目・干場健太朗さん(35)は、去年、町役場を辞めて、鍛冶職人の世界に飛び込みました。

そこで始めた移動式鍛冶屋は、町の人々に喜ばれています。

干場さんは、これまで地域に支えられてきた鍛冶屋が今度は地域を支える番と、奮闘しています。