動物の家族をテーマとする、金沢市の画家、西野健太郎さん。
フクロウ、ウサギ、キツネ、リス、サル…動物が寄り添う姿を描き続け、家族の絆、命の尊さ、自然の大切さを訴えます。
西野さんはエアブラシでアクリル絵の具を吹きつけて絵を描きます。
動物の毛並みの柔らかさを表現するには、エアブラシが一番と言います。
現在力を注いでいるのが「木の記憶」シリーズ。
木でキャンバスを作り、その中に動物の親子の絵をおさめます。
まるで、木が動物があたたかく包みこみ見守っているような作品。
木が長年見てきた動物たちの記憶を表しています。
その作品には、家族と自然を愛する西野さんの思いが息づいています。