放送日:2022年9月3日
珠洲に人を呼ぶ野菜作りを
珠洲市で唯一のたばこ農家、浦野博充さん(32)。
収穫は6月から9月の初めまで、ほとんどが手作業で人手がかかるため、農場では5人を雇っています。
タバコだけでは夏場しか働けないため、
長期で働けるようジャガイモやブロッコリー、野菜などを作り始めます。
野菜を作り始めて分かってきたのが、珠洲という消費地から遠いという立地。
野菜を届けるのも送料がかかり、鮮度も落ちてしまう。
そこで浦野さんは発想を変え畑に人を呼ぼうと考えます。
畑の野菜を好きなだけ取って食べることのできるキャンプ場です。
キャンプをしない人も一袋詰め放題で1000円で買うことができ、
地域の人やレストランのシェフなどにも好評です。
浦野さんは、能登半島の最先端だからこそできる農業を
さらに探っていこうとしています。