放送日:2021年9月18日
人と未来をつなぐ 能登の石工
志賀町にある中島石材店は来年ちょうど創業100年を迎える老舗の石屋。
4代目の中島正士さん(35歳)は墓石や灯籠など一般的な石材店の枠を超えた
仕事と作品作りで注目されている若手の石工の一人。
アパレルショップの石の調度品やホテルのオブジェ、
ミシュランの星付きレストランに石の食器をおさめたりと
県の内外で活躍の場を広げている。
しかし、中島さん本人はあくまで「町の石屋」だと話す。
過疎と高齢化で石材店の存続は厳しさを増し、統廃合などで学び舎が消え
友人も故郷を離れるなど中島さん自身、故郷の現状に寂しさを感じていた。
そんな能登で人と地域の未来とつなぐため、「町の石屋」であり続けることが使命だと
話す中島さんの思いを作品と共に紹介する