「雪は 天から送られた 手紙である」
雪を顕微鏡でのぞくと、そこにはさまざまな結晶が。
実はその形や模様を見ると、天空の様子、湿度や気温などが分かるのです。
およそ90年前、世界で初めて雪の結晶を人工的に作り出し、
「雪は天からの手紙」だと暴いたのが、石川県生まれの中谷宇吉郎です。
生誕の地には、彼の名を冠した科学館が建てられています。
ここの見どころはさまざまな実験。忘れてほしくないのは、その感動です。
雪の美しさに心を揺さぶられ、世界的な研究をなしとげた中谷宇吉郎。
自然の中に潜む まか不思議な現象を身近に教えてくれる場所です。