石川テレビ

放送日:2020年8月1日

木を慈しむ心を形に

木をろくろに固定し、カンナなどで形づくっていく、
「挽物(ひきもの)」と呼ばれる技術を使う作家の生地史子さん。

しかし使う材料は、他の人が見向きもしないような庭木。
細く折れ曲がり器の製作には向いていません。

そんな中、その木ならではの持ち味を生かし アクセサリーなどを製作し、切れ端や削りかすまで生かしています。
木を慈しむ心が作品に宿り、暮らしの中に癒やしをもたらしています。