石川テレビ

放送日:2021年1月23日

和食に能登を彩る料理人

見た目に鮮やかで繊細な料理を作る人がいます。
石川県七尾市にある『一本杉 川嶋』の店主、川嶋 亨(かわしま・とおる)さん(36)です。川嶋さんは、大阪・京都のミシュラン星付きの有名店、計4店舗で修業したのち、2016年、地元・能登を料理で盛り上げたいと石川県に戻ります。和倉温泉の人気旅館「のと楽」館内にある「割烹 宵待」で料理長を経て、現在に至ります。

川嶋さんは、生産者の所まで直接出向き、会話し食材を調達します。
連日深夜までの作業が続いても、早朝から能登をかけまわります。
美味しさを追求し、素材を活かすため、シンプルで記憶に残る料理を…
川嶋さんの想いは熱く、能登の里山里海の食材を通して、
「能登」を全国・世界に発信していきたいと願います。
食べる人が喜ぶ姿を思い、きょうも川嶋さんは、料理に能登を詰め込んでいきます。

放送日:2021年1月16日

冬の風物詩 白山のかきもち

幾万もの小さな板が空間を色とりどりに染めあげます。
ときおり、均一に乾燥させるためカラカラと揺らされます。
ここは石川県白山市。真冬の風物詩、かきもち作りの光景です。

12月半ばからおよそ一か月で30万枚のかきもちが作られます。
作業中は暖房を一切使いません。北陸の寒さと高い湿度に守られ
カビが生えることもなく、ひび割れることもなく、ゆっくりと乾燥していきます。
北陸ならではの厳しい気候が、つややかで美しいかきもちを生み出しています。

放送日:2020年12月19日

学びと遊び 塾コミュニティー

加賀市山中温泉で生まれ育ち、今年3月に学習塾「きずなプラス」を開いた鈴木優子さん。自由に好きなことをするために勉強は必要だと子どもたちに教えています。

オーストラリアに留学し、海外の若者たちの学ぶ意欲に圧倒された鈴木さんは、ふるさとの子どもたちに勉強を通じて勉強以外に大切なことを教えようと思いました。

学習塾には小中学生60人が通い、自由に学び、遊びます。「お野菜ポイント」という制度を取り入れ、生産者と生徒とその家族に幸せが循環するしくみを作るほか、高校生や大人も参加できるカルチャー講座も始めました。

ふるさとから自由に羽ばたける子どもたちを育てたい、どんな環境でも好きなことができるということを鈴木さんは塾を通して伝えています。

放送日:2020年12月12日

サボテンたち北陸の楽園

極度の乾燥に耐えるため変形した肉厚の幹。身を守る鋭いトゲと堅い表皮。
厳しい環境を生き抜くため、独自の進化を遂げてきた多肉植物。
生きた芸術作品として、 今、人気を博しています。

石川県金沢市に、およそ1万種、3万鉢の多肉植物を育てている人たちがいます。
きっかけは17年前。 引っ越しを機に買った1つの多肉植物。
その奇妙な姿や生き方に魅力を感じはまっていきます。
1年後には、ビニールハウスを建てるまでに増え、10年前には販売も始めます。

「多肉植物の魅力をみんなに知ってほしい」
サボテンたちの楽園を北陸の地で築いています。

放送日:2020年11月28日

ヤーコンで地域に健康を

秋も深まるころ、黄色い小さな花を咲かせるヤーコン。
石川県野々市市の特産品であり、この時期、収穫を迎えます。
ヤーコンとは南米アンデス原産・キク科の根菜で、
整腸作用などがあるフラクトオリゴ糖のほか、
ポリフェノールやミネラル、食物繊維が豊富な野菜。

この地域に15年前、ヤーコンを持ち込んだのは小島茂治さん(69)。
人口が増え続け都市化が進むなか、
地域の人に健康になってもらいたいとヤーコンを育て始めました。
今では学校給食に導入され、地域の高校、大学などとも連携し
売り出し方や商品化など模索しています。
地域に健康を届けたい、そんな小島さんの思いが
ヤーコンとともに広がっています。