石川テレビ

放送日:2019年9月14日

夏を彩る 輪島大祭

石川県輪島市の中心部では毎年8月22日から25日の4日間、市の中心部の神社で

連夜、祭りが繰り広げられる。総称して「輪島大祭」と呼ばれ、神輿が海に入って

暴れたり、伝統産業の輪島塗のキリコが回転して心意気を競い合うなどそれぞれが

特色ある祭りを展開する。

フィナーレを飾るのは輪島崎町。200世帯が暮らし、その大半が漁業に携わっている。

祭りを取り仕切る青年会の会長を務める二木賢太郎さん(41)も、巻き網の漁師で

この祭りが一年の折り返しとなり、後半の大漁に向けての弾みとなると話す。

神輿が街中を駆け、大松明の御幣を奪い合うという漁師町ならではの勇壮な祭り。

そこに賭ける人たちの姿を紹介する。

放送日:2019年9月7日

金沢 石の似合う街

藩政時代に整えられた城下町の風景が残る金沢。

石垣や石畳が今も多く見られます。

新しく作られる建物や庭にも積極的に石が使われ、石はもはや

金沢の風景には欠かせない存在と言えます。

こうした町並みを守っているのが、石を加工する職人、石工たちです。

金沢市の大島石材店三代目社長 大島護さんは3年前に跡を継いでから、石工たちと石を使った建築の仕事に、積極的に関わってきました。

これまでは墓石の製造が多かった石材店。

大島さんが、石のある町並みを守り、さらに新たに作り出す仕事に力をいれるのにはある理由がありました。

放送日:2019年8月24日

島とイルカに魅せられて

国内でも数か所しかない「野生イルカの定住地」能登島。

ここでイルカと共に泳ぐ「ドルフィンスイム」のガイドをしているのが、
三重県出身の森田茜さん。

元々イルカトレーナーを養成する専門学校に通っていたが、
家庭の事情もあり、夢をあきらめ地元で就職。
ただ、そこには「自分のやりたいこと」は見つからなかった。
将来に悩んでいた時、知人から
「石川の能登島でイルカガイドのお店がオープンした」と連絡が入り、
友人と遊びに行ったところ…島とイルカに魅せられた。

島に来てこの夏で3年目。夏休みは本当に忙しい。

支えてくれる人はたくさんいるが、ふるさとを離れた一人暮らし。
正直言って心配なことも、不安なこともたくさんある。
そんな中「ようやく自分のやりたいことにたどり着いた」という森田さん。
一度しかない“今”を懸命に、輝いて生きる森田さんの姿を描く。

放送日:2019年8月17日

若者の夢つむぐ限界集落

赤い瓦といろりの煙出しのある屋根。

昔の山村の風景を残す石川県加賀市山中温泉大土町(おおづちまち)。

住む人がいなくなり、廃村の危機にひんしていましたが、

5年前、戻ってきた人がいます。今年66歳の二枚田昇さん。

田んぼや畑、炭焼きなど、かつての町を取り戻そうと

取り組んできましたが、1人では手が回りませんでした。

そこで受け入れた若者のボランティア。

思いがけない反応がありました。

何度も訪れる若者が増え、移住を希望する人も現れています。

たった1人で始めたふるさとの再生。

若い力が加わり新たな夢が生まれています。

放送日:2019年8月10日

九谷焼 個性が際立つ時代

360年以上の歴史を持つ石川の伝統工芸、九谷焼。

装飾美を追求した伝統的な技法は、時代に合わせて変化を続けてきました。

小松市の九谷焼作家、北村 和義(きたむら かずよし)さんは、

独自の作風で九谷焼の可能性を広げようと挑戦を続けています。

色付けを極力抑え、黒い呉須の下絵をそのまま見せる作品からは、

九谷の手作業の繊細さが伝わります。

青海波や七宝などの伝統的な文様をパッチワークのように組み合わせ、

躍動感あふれる動物たちを描いた作品は、個展でも好評です。

ふるさとに古くから根付く地域文化を発信していくためには、

基本に忠実な丁寧な作業と”個性”が求められる時代になってきました。