石川テレビ

放送日:2021年7月31日

笑顔広がる 金沢すいか

金沢の夏の味の代表格といえば、「金沢すいか」
日本海に面した砂丘地で作られ、
寒暖差が激しく、水はけのよい砂地の環境から
シャキシャキとした食感と甘味が強いスイカが育ちます。

今年も出荷のピークを迎え、JA金沢市西瓜部会では山森篤部会長を中心に
59軒の農家がおよそ80万玉を県内外に出荷する。
年々、高い評価を得ている「金沢すいか」ですが、
山森部会長はそんな中だからこそ、緊張感を持っていきたいと話します。

美味しいものを作れば、食べる人が笑顔になり、作り手も笑顔になる。
そんな笑顔のサイクルを続けていきたいと意気込む生産者の思いを伝えます。

放送日:2021年7月17日

不可能に挑む 九谷焼・山本秀平

江戸時代初めから続く石川県の伝統工芸、九谷焼。
およそ100年前、ある技法が開発されました。
それは加賀赤絵の名工 初代中村秋塘(しゅうとう)
によって生み出された「砡質手」(ぎょくしつで)。
赤を均一に塗り、半透明の白で描くこの技法、
初代 秋塘以外誰も習得できず、再現は不可能だとされてきました。
この技を研究してきた加賀赤絵の継承者 山本芳岳(ほうがく)さん。
30年にわたり挑んできましたが、あと一歩のところで届きませんでした。
5年前、山本さんが、その夢を託したは息子の秀平さん。
不可能と言われる砡質手に挑戦してわずか1年。
九谷焼の常識を覆したのです。
親子でつかみ取ったこの技は、新たに「白砡描割」(はくぎょくかきわり)
と名付けられ、陶芸の世界へと歩み出しています。

放送日:2021年7月10日

農福連携でめざす日本一のハーブティー

澤邉友彦さんは農業と福祉が結びついた農福連携の取り組みを5年前から行っています。
津幡町の河北潟干拓地にあるハーブ農園ペザンで働く人たちは知的障がいや精神疾患があり、澤邉さんはひとりひとりができることを理解して仕事を任せています。
自然栽培で育てたハーブは手作業でていねいに収穫し、フリーズドライという方法で乾燥させます。
この方法で作ったハーブティーは県内の飲食店でも提供され、
澤邉さんは農園で働く人たちみんなで日本一のハーブティーを作ることをめざしています。

放送日:2021年7月3日

命を救う 石川ドッグレスキュー

殺処分される犬を保護し新しい飼い主を探す
石川ドッグレスキューの代表 池田裕美子さん。
20年活動を続け、これまで2000匹以上の命を救ってきました。
小学生のころ、犬が殺処分されることを知った池田さん。
助けようと小動物管理センターに向かいますが、そこで見たのは
地獄のような風景。となりの空き地に子猫や子犬が
死ぬまで放置されていました。助けたいと手を伸ばしますが、
子どもの小さな手ではどうすることもできませんでした。
大人になり、子どものころの思いを遂げようと
石川ドックレスキューを立ち上げました。
かけがえのない命を守りたい、
そんな思いが池田さんを突き動かしています。

放送日:2021年6月26日

幸せ運ぶ 七尾の花嫁

古くから能登の交通と文化の要所として栄えた石川県七尾市には
藩政時代や明治・大正など昔ながらの伝統が暮らしに息づいています。
嫁ぐ娘に親が花嫁のれんを贈るのもその一つで、
その風習を後世に伝えたいと歴史ある商店街の女将たちが中心となり
毎年、一組の新郎新婦を公募して、街中を練り歩く『花嫁道中』をして
『花嫁のれん』をくぐってもらい、町を挙げてお祝いをしています。
今年、その風習を受け継いだのが七尾出身の女性でした。
コロナ禍で迷いながらの実施でしたが、女性には町を思う熱い思いがありました。
女性の願いを叶えようと町が一体となり、温かな空気が流れた今年の花嫁道中の様子と女性の思いを伝える。