今回は左義長について調査!
本来「左義長」って何のためにどんな由来で行われたのか?
知っているようで知らない左義長のアレコレを調べてきました。
調査にご協力頂いたのは、大野湊神社の河崎さん。
なぞ其の1 「左義長」の由来は?
お正月には1年の幸福と健康を授けに「歳神様」が家に訪れると言われています。
正月飾りは「歳神様」をお迎えする為のもの。
それを左義長でお焚き上げすることで、煙と共に歳神様が天にお戻りになられるといわれています。
感謝の気持ちを込めお焚き上げを行いましょう。
名前の由来は平安時代の宮中行事に、陰陽師がその年を占った行事に由来され、当時の貴族の正月遊びに使われる「毬杖(ぎっちょう)」から、3本の「ギッチョウ」を結ぶ⇒『さんぎっちょう』⇒『さぎちょう』となったそうです。
(※諸説あります)
なぞ其の2 「焚きあげ」出来るものは?
主に左義長でお焚き上げ出来るもの
・お正月飾り・おみくじ・破魔矢・書き初め
・榊・古いお守りなど
※プラスチック、ビニール、ガラス、金属、化学製品は極力外してお持ちください。
左義長でお焚き上げ出来ないもの
・ぬいぐるみ・人形・年賀状・写真・カレンダー・だるまなど
どちらも、神社によって違う場合もありますので神社に確認の上、持ち寄りましょう。
なぞ其の3 礼儀・行けなかった場合は?
方法1【神社に納める】
大きな神社ではボックスやスペースを設け1年中受け付けているケースもあります。
方法2【家庭ゴミに出す】
新聞紙や半紙に包み「お清め」として塩やお酒をかけ、感謝の気持ちを唱え可燃物ゴミに出す。
左義長の開催日時など石川県神社庁のHPにも掲載されています。
本来の意味をしっかり知って「左義長」を行ないましょう。
そして、皆さんの1年の無病息災をお祈りしましょう。