今回は、先月から出荷が始まった新ブランドシイタケ「石川天恵菇」の収穫を体験しに行きました。
伺ったのは、能登町寺分にあるシイタケ生産農家上野誠治さんのハウスです。
「石川天恵菇」は、広葉樹を固めて作った菌床で育てられる「菌床シイタケ」です。
「なばし天415号」というシイタケの内、かさの直径が7センチ以上、重さが70g以上のものをいいます。
ハウス内の温度を低くして、じっくり育てることで、肉厚で、じくが太いという特徴をもつ「石川天恵菇」になります。
収穫は、軍手とハサミを使って一つ一つ丁寧に切り取ります。
手間がかかる高級シイタケ、うま味がつまっていて、肉厚、食べごたえのある味わいです。
焼くときは、じくを上にして焼くと、うま味のエキスが落ちずに、おいしくいただけます。
~シイタケ豆知識~
「石川天恵菇」をはじめ、シイタケには3大うま味成分の1つ、グアニル酸が多く含まれています。
このグアニル酸を簡単に増やす方法が、冷凍すること。
冷凍することによってうまみ成分が溶け出しやすくなります。
スライスして保存袋に入れて冷凍しておくと、使いやすいですよ!
石川県菌床椎茸生産協同組合
金沢市堅田町へ55-1 076-208-3660
副理事長 上野誠治さん