今日は加賀野菜のひとつ、夏の味覚の「加賀つる豆」を紹介しました。
お世話になったのは、金沢市山科町で長年「加賀つる豆」を生産している村島嘉孝さん。
加賀つる豆は成熟する前に収穫するもので、熟しすぎると、さやが硬くなっておいしくなくなるんだそうです。
寒暖差のある場所での栽培が適しており、高温にも強いのですが、低温にはめっぽう弱く、虫も好んでよってくるので、虫食いの被害も多いのが悩みどころなんだそうです。
ザクザクとした食感と青味が特徴の「加賀つる豆」。
アレンジレシピがこちら。
「加賀つる豆と豚肉の包み焼き」
ご飯のメインにもおつまみにもなる、食感を活かした料理に仕上げました。
<材料(1人分)>
・加賀つる豆 12個
・豚バラ肉 6枚
・スライスチーズ 2枚
・餃子の皮(大判) 6枚
・塩 適量
・こしょう 適量
・サラダ油 50cc
<作り方>
①加賀つる豆のヘタとひげ、筋をとります。
すこし筋が取りづらいので、先端をちょっと折って筋を取るようにしてみてください。
②塩を加えて沸騰したお湯で、加賀つる豆を45秒ほど茹でます。
つる豆はまた熱を加えるので、茹で過ぎに注意してください。
③豚バラ肉の用意です。
豚バラ肉には塩・こしょうで味付けをしておきましょう。
④茹でた加賀つる豆2つの間に、スライスチーズ3分の1をはさみ、豚バラ肉で巻きます。
⑤具材を餃子の皮で包みます。
⑥フライパンにサラダ油を入れ熱し、そこに⑤を入れていきます。
中火で3~4分、揚げ焼きにしていきます。
豚バラ肉にしっかりと火が通り、餃子の皮にきつね色の焦げ目がつけば完成!
「栄養満点!つる豆」
つる豆には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維といえば、便秘などの予防に効果があると言われていますよね。
ほかにもカロテンが豊富で、体内でビタミンAにかわるので皮膚を健康に保てます。
そしてビタミンB群が多いので、体内の代謝を助け、夏の疲れを取り去ってくれますよ!
小さい中にもぎっしりと栄養が詰まっているわけなんです。
みなさんも是非、加賀野菜「加賀つる豆」を食べてみてくださいね!