羽咋市にある個人が運営する私設美術館「姫丸美術館」が、惜しまれながら今月いっぱいで公開を終えます。
どんな魅力を持った美術館で、どうして公開を終えるのか調べました。
☆姫丸美術館
元大型底引網漁船の船主の邸宅を改装して4年前にオープン。
ご主人の東寿郎さんが所蔵する美術品を展示しています。
京都から婿入りした寿郎さんの実父は彫刻家で、実母は日本画家です。
父母の作品をはじめ、父母のつてで譲り受けた作品など、展示作は約150点にのぼります。
また、作品を鑑賞しながら飲み物とお菓子を味わうこともできます。
入館は無料ですが、予約が必要です。
オープン以来、全国から多くの美術ファンが訪れる、知る人ぞ知る美術館となっていましたが、作品の劣化を防ぐため、今月30日を最後に公開を終えます。
なお、東さんの本職は一夜干しの製造販売で、美術館（自宅）の玄関でも販売しています。
羽咋市滝町カ246-1
入館無料 完全予約制 TEL090-8260-3771
HP http://www2.plala.or.jp/noto-ichiyaboshi/
