明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家泉鏡花は、金沢が生んだ文豪。
読書の秋、改めて鏡花の魅力に迫りました。
☆泉鏡花
明治6年(1873年)~昭和14年(1939年)
金沢市下新町生まれ。17歳で上京して尾崎紅葉に弟子入りする。
特有の怪奇幻想小説で人気作家となる。
☆泉鏡花記念館
泉鏡花の生家跡に建つ、鏡花の世界に触れることができる記念館。
今年開館15周年をむかえた。
現在、特別展 『泉鏡花×山本タカト「草迷宮」』を開催中。
人気イラストレーター山本タカトさんが、怪奇幻想小説の代表作「草迷宮」の場面を描いた原画を展示。
鏡花の独特の世界を楽しむことができる。
特別展は会期中に作品の入れ替えが行われ、前半~10月26日、後半10月27日~12月7日。
展示した山本タカトさんの絵を挿絵とした「草迷宮」の本が10月中に出版予定。
出版を記念して、泉鏡花記念館で11月3日に山本タカトさんのサイン会を開催。
金沢市下新町2-3
開館時間 午前9時30分~午後5時
休館日 年末年始(特別展会期中は無休)
入館料 一般300円、65歳以上200円、高校生以下無料
TEL 076-222-1025
HP http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/