石川テレビ

8月27日(月)の放送

大地が芸術!新潟県十日町市

旅したがーる。

越後妻有(えちごつまり)は、新潟県の南部、十日町市と隣の津南町(つなんまち)からなる760キロ平方メートルの地域。

このエリアでは、9月17日(月・祝)まで、

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」が開催されています。

385組の国内外のアーティストの作品、およそ380点が、越後妻有に点在しています。

 

越後妻有里山現代美術館〈キナーレ〉は、大地の芸術祭の、拠点施設の一つ。

 

 

3年前の芸術祭では、こちらを中心におよそ50万人が訪れました。

「キナーレ」は、このエリアの方言「来なされ」と、

特産品の着物を「着なされ」という両方の意味に由来しています。

 

 

特別企画展「2018年の方丈記私記」は、この芸術祭の一環で、各アーティストが、

それぞれの四畳半の世界を現した作品が展示されていて、

「越後妻有 コラボ甘味屋台」「スタンディング酒BAR 酔独楽(よいごま)」など、作品で体験もできます。

 

  

 

  

 

越後妻有里山現代美術館(キナーレ) 

新潟県十日町市本町6

電話:025-761-7749

 


 

ナカゴグリーンパークの芝生広場で開催中の「里山アート動物園」

さまざまな動物を象った作品30点以上が展示されています。

 

 

 

ナカゴグリーンパーク

新潟県十日町市上野甲2924-28

電話: (025)768-4419

 


 

「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」は、廃校した小学校を使って9年前に開館しました。

「鉢」とは、すり鉢状の地形に囲まれた集落から取ったもので、作品は流木で作られています。

 

 

こちらは、物語絵本「学校はカラッポにならない」が空間化した、まさに「空間絵本」

 

 

 

この美術館を手掛けたのは、絵本作家の田島征三(たしま せいぞう)さん。

数々の作品が国内外から人気で、なかでも「ちからたろう」は世界絵本原画展の“金のりんご賞”

「とべバッタ」では、絵本にっぽん賞を受賞しました。

 

 

美術館の入り口には、今回の大地の芸術祭で出展された「カラダのなか、キモチのおく。」という作品がありこちらはなんと65メートルの“マムシトンネル”なんです。

 

 

館内にはかつて校長室だった場所が「Hachi Café」(ハチカフェ)になっています。

机やいすは学校にあったモノをリメイク

校長室だからといって緊張することなく、のんびりできるスペースで

この集落で採れたものにこだわったスイーツやドリンクを味わえます。

 

鉢&田島征三絵本と木の実の美術館 

新潟県十日町市真田甲2310-1

電話:025-752-0066