天気の表現について
新緑が綺麗な季節となりました。
この時期に公園などで見かけるシロツメクサ。英語の名前はクローバー。
このシロツメクサ、実は「花を摘むと雨が降る」と言う言い伝えがあるそうです
その言い伝えから別名「雨降り花」とも言います。
今回のクイズは、5月の晴れた日の表現について。
Q.5月の穏やかに晴れた日を表現する言葉は?
A:すがすがしい B:さわやか C:小春日和
正解はA:すがすがしい
「すがすがしい」は、初夏の季語。
この時期の穏やかな晴天の日を表現するときに使います。
「さわやか」は、秋の季語。
9月の下旬頃から10月にかけての晴天の日を表現するときに使います。
「小春日和」は、晩秋~初冬の時期の春のような穏やかな日を表現するときに使います。
そもそも小春は旧暦の10月のこと。
今の暦でいうと11月から12月上旬にあたります。
つい3月や春の訪れに使いそうですが、それは間違いなんですね。
間違いがちの表現といえば「雨模様」という言葉もあります。
雨が降っているときに「雨模様ですね」と使いたくなってしまいますが、
実は、この言葉「今にも雨が降り出しそうなくもりの天気」のことを言います。
雨が催しそうな状態「雨催い」という言葉がもとになっているそうです。
私たちが天気予報でよく耳にする天気の表現。
気になった言葉を調べてみると新たな発見があるかもしれませんね。