石川テレビ

6月6日(月)の放送

備えあれば憂いなし!災害対策術!

近藤典子のくらし快適術

住まい方アドバイザーの近藤典子さん【備えあれば憂いなし!災害対策術!】を教えて頂きました。

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日本国内だけでも、火山の噴火や地震、異常気象による大型台風や集中豪雨、竜巻も珍しくなくなっています。

防災の為には準備に【しすぎ】はありません。

身を守るのは自分自身。きちんと対策を考えもう一度見直してみませんか?

 

◇私たちはどう行動すればいいのか?

「瞬間判断クイズ!!」

【第1問:キッチンで料理をしている時に巨大地震が発生。その時どうする?】

1.すぐに火を消す  2.揺れがおさまるまで身を守る

 

正解は… 揺れがおさまるまで身を守る

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昔はまずは火の始末と言われていたが、揺れている最中に消そうとして火傷をするなどの被害も出ます。

今は、自動停止機能が付いているコンロもあったりするので、まずは、身を守ることが最優先!

 

【第2問:単2電池を使う懐中電灯が電池切れ。

手元にある単3電池を工夫すると懐中電灯が使えますが、その方法は…?】

1.包帯を巻きつける 2.針金を使う

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正解は…包帯を巻きつける

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実は、単3電池と単2電池の違いは太さ。

なので単3電池に包帯を巻いて、単2電池の太さにすると単2電池として使えるんです。

 

また、便利グッズとして100円ショップやホームセンターなどに変換グッズも最近ではあります。

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ただし普段は適切な電池を使ってください。

非常時に役立つ知識として覚えておきましょう。

 

実際、災害が起きてから身を守る為には、防災用グッズを各自準備しておくのが一番!

必要最低限の準備を日頃からしておきましょう。

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必ず入れてほしいのは、ラジオとゴミ袋、ラップ、布ガムテープ。

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中でもゴミ袋、ラップ、布ガムテープは1つで何役にも変化する三種の神器と言われる、優れモノ。

 

■ラップ■

活用法1【ロープに早変わり】

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同じ長さに切ったラップを3本用意し、それを三つ編みにします。

端を固定して結ぶときっちり仕上がって丈夫さもアップしますよ。

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活用法2【スポンジに変身】

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ラップを好きな長さに切ってクシャクシャに丸めるだけ。

少し水にぬらすと柔らかくなるんですよ。

石鹸をつけるとよりわかるかと思いますが、泡立ちも良く、体や食器などを洗うのにとっても便利です。

 

その他、ラップを体に巻いて防寒具にしたり、包帯替わりにしてりにも使えます。

 

■布ガムテープ■

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荷物やダンボール箱の梱包に欠かせない粘着テープ。

名前を描いて荷物に貼っておけば、ネームタグとして使えます。

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そして、メッセージボードになったりする優れモノ。

伝言を油性マジックで直接描いてドアに貼りつけたりすれば、はがれないし、どこでも目立つ所にメッセージを掲げられるんです。

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ハサミが無くても簡単に切れるのが嬉しいですよね。

三角形にしてガムテープを小分けにしておけば持ち運びも便利で、とっさのときでも便利です。

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