備えあれば憂いなし!災害対策術!
住まい方アドバイザーの近藤典子さんに【備えあれば憂いなし!災害対策術!】を教えて頂きました。
日本国内だけでも、火山の噴火や地震、異常気象による大型台風や集中豪雨、竜巻も珍しくなくなっています。
防災の為には準備に【しすぎ】はありません。
身を守るのは自分自身。きちんと対策を考えもう一度見直してみませんか?
◇私たちはどう行動すればいいのか?
「瞬間判断クイズ!!」
【第1問:キッチンで料理をしている時に巨大地震が発生。その時どうする?】
1.すぐに火を消す 2.揺れがおさまるまで身を守る
正解は… 揺れがおさまるまで身を守る
昔はまずは火の始末と言われていたが、揺れている最中に消そうとして火傷をするなどの被害も出ます。
今は、自動停止機能が付いているコンロもあったりするので、まずは、身を守ることが最優先!
【第2問:単2電池を使う懐中電灯が電池切れ。
手元にある単3電池を工夫すると懐中電灯が使えますが、その方法は…?】
1.包帯を巻きつける 2.針金を使う
正解は…包帯を巻きつける
実は、単3電池と単2電池の違いは太さ。
なので単3電池に包帯を巻いて、単2電池の太さにすると単2電池として使えるんです。
また、便利グッズとして100円ショップやホームセンターなどに変換グッズも最近ではあります。
ただし普段は適切な電池を使ってください。
非常時に役立つ知識として覚えておきましょう。
実際、災害が起きてから身を守る為には、防災用グッズを各自準備しておくのが一番!
必要最低限の準備を日頃からしておきましょう。
必ず入れてほしいのは、ラジオとゴミ袋、ラップ、布ガムテープ。
中でもゴミ袋、ラップ、布ガムテープは1つで何役にも変化する三種の神器と言われる、優れモノ。
■ラップ■
活用法1【ロープに早変わり】
同じ長さに切ったラップを3本用意し、それを三つ編みにします。
端を固定して結ぶときっちり仕上がって丈夫さもアップしますよ。
活用法2【スポンジに変身】
ラップを好きな長さに切ってクシャクシャに丸めるだけ。
少し水にぬらすと柔らかくなるんですよ。
石鹸をつけるとよりわかるかと思いますが、泡立ちも良く、体や食器などを洗うのにとっても便利です。
その他、ラップを体に巻いて防寒具にしたり、包帯替わりにしてりにも使えます。
■布ガムテープ■
荷物やダンボール箱の梱包に欠かせない粘着テープ。
名前を描いて荷物に貼っておけば、ネームタグとして使えます。
そして、メッセージボードになったりする優れモノ。
伝言を油性マジックで直接描いてドアに貼りつけたりすれば、はがれないし、どこでも目立つ所にメッセージを掲げられるんです。
ハサミが無くても簡単に切れるのが嬉しいですよね。
三角形にしてガムテープを小分けにしておけば持ち運びも便利で、とっさのときでも便利です。