春の彼岸にいただくある食べ物
まもなく“春の彼岸”の季節ですね~。
この時期に先祖に供養をする時期ですね。
Q.春の彼岸に食べるものは次のうちどれでしょうか?
同じ食べ物ですが、呼び方が違うんですよ!
【A.おはぎ / B.ぼたもち】
正解は、「B.ぼたもち」です。
春は ボタンが咲く季節なのでの「牡丹餅」、
秋は、萩が咲きますので「お萩」と呼びます。
さらに、夏と冬も呼び方が違います。
夏は「夜船(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」と呼びます。
「夜船」…ぼたもちは、お餅みたいに杵と臼を使って
「ぺったん、ぺったん」音を出すことがありません。
夜の船も暗闇の中を渡るので、いつ岸に着いたのかわかりません。
“いつついたのか分からない”夜船にかけているのです。
「北窓」…ぼたもちは、餅をつかないので“つき知らず”です。
北窓(北向きの窓)からのぞいたのでは、月が出ているかどうかわかりません。
つまり、北窓は“月知らず”、ということになります。
もちをつかない“つき知らず”のぼたもちを北窓に例えたようです。
彼岸に食べるぼたもち。味わいも四季折々ですね。