今回は、“逆立ちするこま犬”がいるということで探してきました。 まずは、街の人に聞き込み調査! いつものことながら、有力情報は得られず…
道中も、やたらと狛犬が気になります。 “逆立ちしかけ(!?)”のこま犬を見かけ、これ?っと思ったり、 “姿勢の低~い”こま犬を発見したり、 “髪の毛先が揃った”こま犬を発見したり…とユニークなこま犬をかなり発見。 結局、“変わった鳥居について(5月27日放送)”でもお世話になった石浦神社さんへ。 長谷勝俊宮司のご案内で奥のほうへ行くと そこにはナント! 見事に両後ろ脚を天高く突き上げ逆立ちするこま犬が!!
明治時代に作られたものだそうで、きちんと石工の方の名前も彫られていました。 この頃の資料はなかったけど…と、 サービス精神から庭に集まるタヌキたちの写真を 見せてくださり、さらに、ある日、天井から落ちてきたという ハクビシンを見せて頂きました。 本当にありがとうございました!! その他、逆立ちこま犬は諏訪神社にもありました。 今度は別の石工の方の名前が… 作った理由を探るべく、当時の石工を知る人を探そうとこばちゃんが向かった先は… 「金沢職人大学校」。 ここでは、将来の石工・大工・左官などの職人さんを育てるとともに、子どもたちにも講習会を開いたりしています。 そして、訪ねてみると… 「金沢石材組合ってのがあるから…」と丁寧に教えて頂き、 電話をしてみると… 「寺町に古~い石材店があるので、そこへ行ってみては…」とのこと。
向かった先は「由野石材」。 すると、いらっしゃいました!当時の石工の孫にあたる方が!! 唯一残る、逆立ちするこま犬のお手本図(伊三郎さん直筆)も見せて頂きました。 そして、作った理由を尋ねると… 「もう昔のことなんで、わからんわ…」 残念… でも、貴重な資料を見せて頂き本当にありがとうございました!!
本社に戻ったこばちゃんは、インターネットでこま犬に詳しい人を探してみると… 「日本参道狛犬研究会」略して「こまけん」。そんな研究会があるなんてビックリ! さっそく、電話で問い合わせてみると、事務局長の三宅いずおさんがご丁寧に教えてくれました。 小林「逆立ちするこま犬ってご存知ですか?」 三宅さん「我々の中では、“金沢逆さこま犬”と分類し、 全国で約100対あると推測しています」 ナント!100対そのほとんどが金沢市とその周辺にあるということで、 金沢近郊特有のモノなんだそうです。 肝心の作られた理由はというと… 当時の職人さんたちの間で、加賀百万石のプライドから威勢のいい姿を描こうと、 “加賀とび”からもヒントを得て、考え抜いた結果…だそうです。 ただ、これは、あくまで憶測。 三宅さんも「こうやって、推測を楽しむのがいいんですよ」とおっしゃっていました。