石川テレビ開局40周年記念 お母さんの童話大賞の事業には、たくさんの心が集まりました。
614編の応募作品から大賞、優秀賞、奨励賞、特別賞の11作品が選ばれましたが、どれも作者の温かな思いが伝わってくるものばかりで、現代社会で忘れそうになっていた大切なことを思い起こさせてくれました。
そんな中から大賞に選ばれたのは、金沢市の紫藤幹子さんの作品「しあわせがみえるメガネ」。
大賞に選ばれたことをスタッフが電話で伝えた時に、紫藤幹子さんが身体に重い障害のある方だったことが分かりました。
10月25日、表彰式でお会いした幹子さんもお母さんもとても明るい方で、幹子さんは文章だけでなく、絵も描く感性豊かな方でした。
表彰式の会場で、私が紫藤さんの大賞受賞作品を朗読させて頂きました。
「しあわせがみえるメガネ」は、お母さんの悲しい涙を55%、寂しい涙を44%、嬉しい涙を1%集めて(この配分に考えさせられる)、レンズにしてお母さんのために幸せが見えるメガネを男の子が作るお話し。
作品は400字詰 原稿用紙11枚。
読み間違い、トチリのないようにと私は全力投球で読みました。
ギター演奏をバックに感情移入して読みだした私の心の中にポッと温かな灯りがともり、途中、目頭が熱くなりました。
会場にいるみんなの心が繋がっていくような優しい空気に包まれ、石川テレビのスタッフにも涙する人達がいました。
表彰式後、私は心地よい幸せの余韻に浸りながら感謝の思いが溢れてくるのを感じていました。
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2009年11月25日
たくさんの心~お母さんの童話大賞~
2009年10月21日
脱藩の道
今回は、遅い夏休みで出かけた高知県。
四国カルストから四万十川へとアウトドアを満喫する旅の途中に、
幕末好きの私、(以前はこのアナカフェに函館の土方歳三の最期の地を訪ねた時のことを書きましたが)今回は坂本龍馬が脱藩した時に通ったという山道、「龍馬脱藩の道」を訪れました。
鬱蒼とした木立を縫うようにどこまでも続く道。
土佐(高知県)から関所破りをして蒜ヶ峠を抜け、伊予(愛媛県)へと命がけの脱藩ですが、新しい日本を創るという大志を胸に、この道を通った時の龍馬の姿や思いを想像すると、何でもない山道が、私を幕末にタイムスリップさせ、ワクワクさせるのです。
旅の最後に立ち寄った坂本龍馬記念館(ここは2回目)には龍馬が暗殺された京都の近江屋の部屋が再現されています。
土佐藩を脱藩してから、たった5年。
33歳で逝った坂本龍馬は、今も生き生きと私たちの心を捉えて離しません。
2009年09月11日
懐かしの部室
番組取材で訪れた金沢大学のサークル棟。
いろいろなサークルの部屋がある建物なのですが、私達の日常とは異空間。
足を踏み入れた瞬間、以前外国の裏通りで迷い込んだ建物に入った時の空気を感じました♪
ここでは各々のサークルの人たちが自由に活動しています。
ここは、外とは時間の流れ方が違うような空間です。
廊下にはいろいろの楽器を手に、それぞれが好き勝手に音を出しているので、ごちゃまぜの音が建物を包みこんでいます。
私たちが訪ねたのは「金沢大学モダンジャズソサエティ」。
9月のシルバーウィーク期間中に開かれる、金沢の町のあちこちで世界の人気アーティストのジャズ演奏が楽しめるイベント「かなざわジャズストリート2009」の中の「まちかどジャズライブ」に彼らは出演するのです。
サークルの部屋に入ると狭い中にグランドピアノ、ドラムをはじめ様々な楽器とビッグバンドのメンバーが。
外は厳しい残暑、足の踏み場もないぎゅうぎゅう詰めの部屋は、たまたまの停電でサウナ状態。
そんな中でのジャズの練習。
でも、みんな最高に楽しそう!良い顔しているのです!!
雑然とした室内も何だか楽し懐し。
右はタイソン・ゲイそっくりの取材スタッフの音声Iさん。
でも100m走は18秒(^ ^)
撮影が終わって、外に出ると清々しい風が。
カメラマンのIさんが「良いですね。青春ですね。あの時代に戻りたいですねぇ!」と。
私のあの時代は・・・・・ ○十年も前なのに彼らとオーバーラップしてしまいました。
時代は移り変わっているのに、変わらないものがある!と、思った
その瞬間、懐かしい顔がいくつも浮かびました。
2009年05月09日
山のパン屋さん
金沢市立犀川小学校のかつての分校跡を訪ねて、犀川上流の山間部の
集落を取材中、 金沢市平町に
ポツンと建つその可愛いパン屋さんを見つけました。
その可愛い店構えに惹かれ入ってみると、
優しい笑顔のオーナーが迎えて下さいました。
手作りパンの美味しいこと!
お話しを聞くと、オーナーの南さんは、この地に生まれ育ったそうです。
小学校低学年までは、隣村の樫見分校に通い、
高学年になると末町にある本校の犀川小学校まで
片道7~8キロの山道を通ったということです。
「子どもの足でこの山道を7~8キロも大変でしたね。」と言うと
「とても良い思い出です。」と南さん。
今は、市街に自宅があって金、土、日曜日だけここにやってきて
お店を開いているそうです。
「ここの水はどこのより美味しいんです。」と入れて下さったコーヒーも水も
確かに美味しい!!
故郷を愛する思いが伝わってきます。
どこまでも繋がる新緑を見ながら南さんの心のこもったパンを頂いていると
とても穏やかな気分になっていました。
慌ただしい取材の合間に偶然出会えた山のパン屋さんから
幸せなひと時を頂きました。
2009年04月20日
春風に吹かれて・マイチャリ
春の陽気は心を浮き立たせてくれます。
いつかいつかと思っていた自転車。
一年ぶりにマンションの駐輪場から引っ張り出し、空気をいっぱい入れていざ!
自動車では通れない裏道を行くと、近くにこんな発見が♪
春風を全身に受けて、木々や草花が息づく季節を感じながら。
走ってみれば、けっこう速く遠くまで行けるもの。
自動車が信号待ちで長い列を作っているのを横目に
マイママチャリはス~イスイ!
ジョギング中の男性に撮影をお願いして。
その人がシャッターを切った後、「どうですか?」
私「上手く撮れてます!被写体が良いですから。(笑)」
「ワッハッハ」
・・・なんて、自動車で走っていたら生まれない人との交流もあるのです。
エコで適度な運動が出来て、自然を身体で感じて一石何鳥も☆
翌日は、犀川沿いの自転車ロードを走って出社。
帰りは遅くなり、暗い夜道を走るハメになりましたが、ルンルン♪
春は元気をくれます。
2009年03月17日
ここに湧き水が!
金沢は用水や湧き水などかつては、日常生活に活用されていたということは、
よく知っていましたが、
金沢の町中の住宅地である笠舞で、今も湧き水が地域の人たちに利用されていたというのは、びっくりでした。
こんな所に、という場所に大清水(おおしょうず)はありました。
地域のみなさんが掃除し、大切に管理され、きれいな水が。
夏、冷たく、冬、温かい湧き水。
お世話をなさっている地元の方々に番組取材でインタビューしたら、
「昔は、冬は水が温かいのでソリで洗い物を運んできて洗った。」
「今もここで近所の者が洗い物しながら、おしゃべりしてることもあるよ。」
「夏はスイカ冷やすのに丁度、良いよ。」などお話しは尽きません。
大清水を通してのコミュニティー。
良き金沢を意外なところで発見しました。
2009年02月12日
落語家のおかみさん
「上方落語でオペラへの誘い」というオーケストラアンサンブル金沢の定期演奏会に行った。
金聖響さんの指揮、笑福亭松喬さんのお話、
どんなふうにオペラが構成されるのか興味津々、
忙しい中をかいくぐって出かけた理由はもうひとつ。
私がかつて大阪のアナウンサー塾でともに学んだK子ちゃんの旦那さんが、
出演者である
平成19年度芸術祭大賞受賞者 上方落語界の
重鎮、笑福亭松喬師匠だから。
今年のK子ちゃんからの年賀状に「2月に、松喬さんがオーケストラアンサンブル金沢と共演します」と。
ふたつの理由から是非、観に行こうと思っていた。
思い返せば、お互いアナウンサーという職業について10年か10数年後のこと、久々に会ったK子ちゃは、当時「この先、私、絶対結婚せーへん。そんな気がする。」と言っていた。
その何年後か、「落語家の奥さんになってん。」「えーっ!?」
フリーアナンサーの仕事もこなしながら大勢のお弟子さんを抱える噺家の
おかみさんとしてやってきた彼女。
無理せず、頑張り過ぎず、自然体で、今も昔ながらの可愛らしさのK子ちゃん。
ステージでは、「オペラは芝居見物や。難しい芸術ではなく娯楽の華や!」と名人、松喬さんの話術と、金聖響さんの指揮で「蝶々夫人」や「カルメン」「フィガロの結婚」が。笑いのうちにオペラの楽しさを体験させていただきました。
名人芸のこの話術の持ち主があのK子ちゃんの御主人なんや・・・と、私は笑いながら不思議な感動に包まれていた。
2009年02月03日
9回目の北海道
「フジ系列アナウンス用語統一部会 総会」という会議が一年に一度、
開かれます。
全国のフジ系列のアナウンサーが一堂に会して、日頃、私たちが使っている言葉について討議する会で、今年は北海道文化放送で開かれました。
会議は4時間近く、各局それぞれが提示した検討用語について熱く意見が
交わされるのです。
普段は、慌ただしく時間に追われる中で「まあ、いいか」で通してしまいがちな
言葉に、私たちは意識を持って臨まなければならないと改めて思いました。
そんな会議の翌日、ホテルの朝食で顔を合わせたメンバーと飛行機の時間まで
札幌の街歩き。
熊本、長崎、愛媛、岩手、そして石川といろいろな所からやって来た
”御一行”です。
私も、温かい服装と滑らない足元という北海道向けの出で立ちで行ったのですが、北海道とは思えない雪のない風景。
今年は、異常気象で地元の人たちも
「こんなに雪のない年は初て!!」と言うほど。
おまけに室内に入れば、暖房はTシャツで過ごせるほどの温度。
(どこも冬服では暑い!)
暖房し過ぎかと思うのですが、これぐらい身体を温めておかないと極寒の屋外に出られないということなんでしょう。
テレビ熊本の荒木さんは、北海道は滑るからとゴルフシューズで
やって来ました。
(雪はなくとも冷え込みは厳しく、日中でも戸外は氷点下ですから)
テレビ愛媛の山田さんと、準備中だった札幌雪まつりの会場をバックに!
路面電車の中で道を尋ねた私たちを親切に案内して下さった地元の人
(北海道の人は温かい)は、例年にない雪不足をとても心配していました。
私にとっては、仕事、プライベート合わせて9回目の北海道。
今回も会議内容、束の間の街歩きと
収穫の多い北海道でした。
2009年01月15日
罰ゲーム
私の斜め後ろの席に座っている竹嶋和江アナが、
「これ、喉に凄く良いんです。飲んでみてください。」と熱心に斜め後ろから勧めてくるのです。
それはプロポリス
プロポリスは、健康志向、自然志向でちょっと前にブームになったらしく、
ミツバチが樹木から集めてきた樹脂を唾液とともに噛み続け、ワックス状にしたもので、
巣の補修に使ったり巣を無菌状態に保つというものが、原料になっているのです。
殺菌作用や細胞の活性化に効果があるそうで、
中でも竹嶋アナお勧めのこれは、ブラジル産の上質なものらしいとか。(本人も
良く分かっていません)
この季節、本番中に喉枯れの恐怖を感じる私は即、飛びつきましたが、
飲む際、凄い匂い!猛烈な喉の痛み!(まるで罰ゲーム)
そして、一瓶 何と一万円!!?
しか~し、 背に腹は替えられない!
因みに竹嶋アナはマージンは取っていません。(彼女の名誉のために)
自ら効果を体験したので皆に勧めているそう。(親切!)
熱しやすく冷めやすい私も竹嶋アナの体験を聞いて、
当分この罰ゲームに耐えるつもりです。
2008年12月08日
声が出ない
風邪が流行っています。
「アナウンサーという職業だと風邪ひけませんよね?」この季節、必ずと言って
いいほど受ける質問です。
申し訳ありません!油断、気の緩み、乾燥、ストレス、疲労等々で恒例の
ようにひいてしまいます。
先日、ちょっと調子悪いなと思いながらもニュース原稿を下読みして、
スタジオにミネラルウォーターのペットボトルを持って走り込み。
直前に水を飲んでおこうと思ったのですが、その時間なくニュース卓席に
着くや否や始まってしまいました。
ニュースを読み始めて二項目目から喉がいがらっぽくなり始め、だんだん声が出にくくなってきたのです。
ここで、マイクをオフして咳ばらい(一秒間)。
これでいつもなら回復するはずなのに
読み始めたら、さらに声がかすれ、慌ててマイクオフ、咳ばらい
(また一秒間)、
ああ、でもさらに声はかすれ。
さすがに初めての体験にこのまま完全に出なくなってしまうのではと焦り、
マイクオフして必死の咳ばらい(二秒間)
後、三項目あるのにマズイ!!と思った瞬間、目に飛び込んできたのは、
原稿に書かれたインタビュートリキリ15秒間(インタビューした声のみを
聞かせる)の文字。
水を飲むチャンス到来!!
横に置いたペットボトルをつかみ、ゴクゴク。
そこから後の原稿は無事、読み終えることができました。
その時、自宅でニュースを聞いていた友人は、「水を持って駆けつけたい
気持ちになった」と、後日、聞きました。
以来、ペットボトルの水は、いつも手に。
この話を聞いたTアナもニューススタジオにペットボトル持参し、
声が・・・の瞬間に水を飲んで、事無きを得たと言っていました。
みなさんも風邪には、くれぐれもお気をつけ下さい。