石川テレビ

放送日:2016年11月19日

雪吊りに願いを託す 兼六園の庭師

日本三名園の一つ、兼六園。

専属の庭師が6人いて、藩政時代から続く大名庭園を守っています。

 

今年も11月1日から雪の重みから枝を守る雪吊り作業が始まりました。

 

特に庭師の技が試されるのは、園内随一の枝振りを誇る『唐崎松』。

芯柱を中心に円錐状に縄を張るリンゴ吊りが施されますが、

その柱は高い物でおよそ16メートルあり、命がけです。

 

今回は、庭師を束ねる志々目均さん(48歳)の姿を通して、

名園に受け継がれる技と職人たちの心意気を伝えます。