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求められる幸せ。

稲垣 真一

 

おととい16日(土)、
石川近代文学館の
開館50周年記念企画の一環として行われた
「金沢随筆散歩」という朗読イベントに出演させていただきました。

「汚れちまった悲しみに…」の詩で有名な詩人・中原中也(幼年期に金沢在住)、
戦後民主主義文学の旗手・中野重治(四高出身)、
東宮御所、帝国劇場などを設計した日本を代表する建築家・谷口吉郎(金沢市出身)各氏の
「金沢」をテーマにした随筆を朗読するといったものでしたが、
何せ読み手は私一人。

定員40名と書いてありますが、果たして何人来て下さるのか…

という心配は杞憂に終わり、
当日は満員のお客さんが温かく迎えてくださいました。


(北陸中日新聞 6月17日朝刊 第10面より)

私のような人間の朗読を聞くために、
わざわざ足を運び、熱心に耳を傾けてくださる。
そのことが、ただただ本当に嬉しかったです。

ちょっと話は違いますが、
音楽情報番組「N-18凸」のMCをして2年目。
ライブハウスで約2時間、文字通り完全燃焼する
アーティストさんの「熱」について考えることがしばしばありました。

どうしてそこまで、全てをかけられるのか?

今回、その答えを少し見つけられた気がしました。

自分のことを必要としてくださる人がいる。
自分の力が、求められている。
大げさかもしれませんが、
その場所を与えてくださった皆さんへの感謝の気持ちを
全力のパフォーマンスに変えて満足して帰っていただく。
そういうことなのかな…と思います。

同じことがリフレッシュにも言えます。
午前9時55分、きょうもリフレッシュをつけてくださる方がいる。
求められている幸せ。

その喜びを噛みしめながら、また一日一日頑張っていこうと思います。

今回貴重な機会をくださいました石川近代文学館の皆さん、
そして会場にお越し下さった皆さん、
本当に、本当にありがとうございました。

石川さんPUSH!

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